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会社の同僚と車で取引先に行くとします。そんなに親しい間柄ではないので道中何を話すか・・・(ややユウウツ)

まずこの後の仕事の話をしてみます。続きまして会社のことや、プライベートのことや、天気のこと・・・

何も話すネタがなくなってもまだ取引先には着きません・・・!

一瞬、沈黙の時間帯ができ、なんとなく気まずい雰囲気になる・・・

皆さんこれに似たような経験はありませんか?

人数が多ければ多いほどこの沈黙はつらいもの。

「何か話さなければ」というプレッシャーを感じてしまうからです。

さて、犬にはこういうプレッシャーはあるでしょうか?

皆無ですね。

「気を遣う」というのは人間だけです。

「優しさ」も同じことですね。

この犬は優しい子です、何をされても嫌がらない優しい子なんです、というのは人間の解釈に過ぎません。

では反対に、厳しい子はいるのでしょうか?ちょっと何かあればすぐ怒る子?

この場合は厳しいなどとは言わないですね。怒りっぽい子とか、やんちゃな子などと「勝手に」解釈されます。

優しさの定義はあいまいです。

厳しさも愛情のひとつだとしたら、優しさも厳しさも根本は同じになります。

大切なのは「考える」ことではないでしょうか?

安易な優しさは相手を傷つける場合もあるし、あまり良い結果には繋がらないと思います。

犬は考えるという行為が苦手です。

「ここは気を遣うべき」とか「もっと優しくなりたい」などと考えてやっているわけではないということ。

だけど、

「この人は優しい人だなぁ」と感じることはできます。

「自分のことを考えてくれているなぁ」という雰囲気は察します。(意味までは分からないけど)

究極を言えば敵か味方かと言えば、

完全に味方だなっ!!と。

なぜ味方なのか?本当は敵じゃないのか?などとは考えないのです。(犬は疑わない)

犬にあなたの優しさ(厳しさ)を伝えるには、しっかり犬のことを考えた上で味方になってあげればよいのですね♪

 

 

 

 

 

 

 

「言いたいことは正直にはっきり言う」これが犬の基本スタイルです。

ストレートに言うし(吠える)、正直に行動するのが犬ですね。

対しまして私たち人間ですが、

相手を思いやって遠慮することもあれば、ちょっとした嘘をつく時もあります。

「言いたいことを言わない時もある」「嘘を言う時もある」ということです。

これが犬からしたら「?」になります。この差がコミュニケーションのすれ違いになりやすいのです。

かわいそうだから叱らないとか、そんなに褒めたくないけど義務的に褒めるとか・・・

こういうのをやめれば今より少しは犬とうまくコミュニケーションとれるかもしれませんね。

ということで、本音と建て前があるのは人間だけです。

動物である犬は本音しかありません!

シンプルに、吠えたいから吠えるし、咬みたいから咬むのです。

それが何らかの利益に繋がっているからやり続けます。(嫌なことを回避できるとか)

トラウマという考え方がありますが、厳密にはこれは人間特有のもので犬には当てはまらないと思います。

便宜上、「トラウマになるからやめましょうね」とか言いますが本当はトラウマ(学習の一種)など犬にはありません。

この子には過去にこんなことがあり、トラウマがある!という飼い主さんの思い込みが皮肉にも犬をがんじがらめに縛りつけます。

犬は人間ほど過去にはとらわれないのです。(学習はするがとらわれない)

現在が最も重要なのですね。もしトラウマのような問題があるならば「現在の問題」としてとらえることが大事です。

一方で人間はそんなに単純ではありません。

本音とは裏腹の行動を普通にとりますし、過去にとらわれることもしばしば・・・

もしあなたが何か問題を抱えていてつらいとしたら、

ちょっと愛犬に助けてもらいましょう♪

過去にとらわれない犬の生き方はきっと癒しになるはずですから。

 

 

 

 

 

 

いや、うちの犬は我慢なんてトンデモナイ!

待つことがどうしても苦手で・・・吠えるのも我慢できないし、「〇〇」が我慢できない子なんです。

なんてね・・・本当ですかね~?

それならば・・・吠えるのが我慢できない(とされている)犬ですが、24時間ずっと吠えてるわけじゃないですよね!?

絶対に何か「きっかけ」や「スイッチ」があるはずです。

例えば、あなたがすごく動物好きで、ペットショップに行ったら子犬と運命的に目が合ってしまったとします。

これがきっかけで今の愛犬がいる方も多いかもしれませんね。

それはいいとして注目すべきは、「きっかけがあって物事が動き出す」ということです。

吠えてる犬はきっかけがあって吠えてます。(吠えることで何かメリットがある!)

ではそれは何か?

きっかけはささいな事でしょう。ちょっと不安だった、ちょっと怖かった、ちょっと怪しかった、ちょっと嬉しかった・・・など。

「ささいなこと程、見過ごせない大事に変化します」

人間同士だって、

「たかが」これしきの事なのに・・・

「されど」この場合は・・・

何故分かってくれないの?と、これではお互いに不満が募ります。

ささいなこと程許せないものですね。(大きな出来事なら同情や共感もできますが)

衝突する前段階として、ちょっとしたすれ違いから、なにがしかの誤解が生まれます。

これをやったけど見過ごされた・・・(やってもいいんだと安心する)

あれをやっても許された・・・(じゃあ好きにしていいのかなと勘違いする)

意図せず、こんな誤解を与えてしまうと・・・犬は吠えることでメリットを感じ、間違った方向に育ってしまうのです。

「まあ、これぐらいならいいか」「こんなくらいなら許されるだろう」

これは禁物です。油断大敵です。

結局、後で叱ることになりますから。それもすごく中途半端に。最後は犬のせいにするか、自分を正当化して諦めるのがオチです。

気持ちだけが先行し、技術や知識が追い付いていない状態なのでしょう・・・!

我慢とは、

「満たされて初めて達成可能なものです」

かと言ってすぐに要求を満たすのではなく、ゴールにつくまでの「労力」は味わってもらう必要があります。

ゴールがあるから頑張れるのです。(フルマラソンのゴールがなければ誰が走れますか?)

終わりがないのが本当の終わりなのです。(頑張る意味がなくなる)

甘噛みする子はオモチャを噛ませてあげましょう。噛みたい欲求はアイコンをとらせた上で満たすこと。そして手や足は絶対に噛ませない!

吠える犬は余分なエネルギーを発散させてあげましょう。玄関出る時にアイコンとらせて、散歩や遊びで発散させるもよし!

怖がる犬は安心させてあげましょう。単純になだめるのではなく、恐怖心を騙すくらいのリーダーシップを発揮し対処の仕方を教えることが肝要!

愛犬がしっかり我慢できるように適切に欲求を満たしてあげましょう。(労力を与え、労う)

楽しみは「あ・と・で」また必ず来るのですから♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は深大寺まで足をのばして、皆でおそばを食べてきました~!

・・・その前に、まずはトレーニングで汗を流します!

深大寺訓練  深大寺訓練②

毎度おなじみ、くるみ君です。

車酔いは完全に克服したので次は他の犬に慣れさせてます。

犬が苦手な子でも、次第に慣れていくものですよ。

深大寺集合写真

総勢11頭で2時間ほどみっちりトレーニングした後は、

深大寺をしばらく散策して人込みに慣れさせつつ、お腹がペコペコになったところで・・・

手打ちそばの「松葉茶屋」さんにてお待ちかねのランチタイム♪

深大寺なめこ

おろしなめこそば。(私は写真撮り忘れたのでよもぎママのを拝借)

そばは細めでコシがあって美味でした~。

犬たちにもお水のサービスあり!団体でも快く受け入れてくれたのですごく有難かったです!

深大寺コナンそら  深大寺マロン

こんな感じでトラブルもなく、無事にみんなでランチ終了♪

愛犬の限界を決めないでチャレンジすることで色んな経験ができるのですね。(あきらめも時には必要)

トレーニングは犬たちにストレスかかることも多いですが、

トレーニングは犬たちの可能性(世界)を広げることは間違いないです。

吠えるから出かけない?もったいないですよ~!

大丈夫、一緒に解決方法を探しましょう♪

 

 

 

 

 

 

本音とは裏腹に行動してしまう・・・

わざと言う事に逆らってしまう・・・

そんな天邪鬼な性格を犬も持っているでしょうか?

天邪鬼をすご~く悪い意味で解釈すると犬にはあてはまらないと思いますが、(悪意でおとしめるような)

「何かをおすすめされると嫌になるけど、禁止されるとつい手を出したくなる・・・!」

私達も理屈ではなく、こういう部分がありますね。犬にもこれはあると思います。

別にわざと逆らってるわけではないのですが、何となく気がすすまないとか、

ダメと言われると何故だか興味をそそられる、みたいな。(不思議ですね~)

例えば、

ごはんを食べない犬の場合、

飼い主さんは心配のあまりあれやこれやとトッピングを試みます。(チーズやささみとか)

それでも食べてくれないと手で食べさせてやったりと至れり尽くせり。

終いにはごはんは常に置いておくという始末・・・

「食べさせよう、食べさせよう」とおすすめすればする程、犬は食事が嫌になります。

老犬を除いて健康な犬ならば、普通はすぐ食べます。食べないのはお腹が減ってないか、ストレスでしょう。(無理やり食べさせられるという?)

そんな場合は、思い切って一回、食事を抜いてみてください!

禁止されればそそられるのです。単純にお腹もすきますし。(これでも食べないならば何かしらのストレスが原因でしょう)

押してもダメなら引いてみる。押しの一手だけでは問題は解決されないのです。

先程の例だと、ごはんをすぐに食べられた→ご褒美としてチーズをあげる、この方が理に適ってますね。

次に、人(犬)のものが欲しくなる天邪鬼さんもいます。

例えば、

多頭飼育の場合、犬同士で遊んでいても結局ひとつのオモチャを取り合ってしまうものです。(各々のオモチャはあるのに!)

これはオモチャそのものに絶対的価値があるのではなく、相手がいて新たな価値が生まれるわけですね。(競争して勝ちたい)

だからわざと嫌がらせでそうしてるわけではなくて、この子とこの子の場合はこうなるという受け止め方をしましょう。

要するに相性の問題です。まあ別々で遊ばせてもいいわけですし、オモチャを使わない遊び方に変えれば一緒に遊べるかもしれませんし。

「人のもの」という禁止事項が欲しくなる原因なのです。

「あなたのもの」というおすすめ事項はノーサンキューの場合もあるということです。

節度なくべたべた撫でてやるのはノーサンキューであり、適度に離れる時間があるから共に過ごす時間が有難く感じるのです。

天邪鬼という心理があるということを頭の片隅に入れておくとトレーニングの時にも役立つかもしれませんよ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主従関係と言うとちょっと抵抗感ある方も多いかもしれませんね。

しかし初めに押さえておかなければいけない前提として、犬は主従関係でしか従うことはありません!

犬は犬であり、人は人であります。どちらかが主人になるしか共存の道はありません。(その上で限りなく対等に友達親子みたいになればOK)

毎年ニュースになるような悲しい事故が起きてしまいますが、例えば家族の誰かが愛犬に噛まれたらどうしますか?

どれだけ愛犬が可愛くても優先されるべきは基本的には人です。(人に過失や責任がある場合もあるが)

何故そんなことになったのか・・・真剣に考える必要があるでしょう。

主従関係の他にも上下関係や信頼関係など、犬のしつけに関連する言葉がありますね。

まず主従関係ですが普通に解釈すると、「主人と従者の関係」です。

あなたと愛犬のどちらが主人か??がポイントとなります。

愛犬がご機嫌ななめの時には唸るとか、眠い時は怒りっぽいとか・・・!

これはそのことを正当化する理由になりません。

これこそが主従関係の現れであり、今いる位置です。

一応、上下関係はあるのかも(ないかも?)しれませんが、主人には成りきれてません。

普段はいい子だとしても、いざとなれば逆らうのは「従者同士の上下関係」に過ぎないのです。

主人とはあちら側であり、従者とはこちら側です。

家族全員が主人になるべきです。明確な順位付けはさておき「言う事を聞くか・聞かないか」が判断基準です。

すごくシンプルなのです。例外はありませんよ~!

次に信頼関係についてです。

これは「お互いを信じ合う関係」ということですね。

主従関係とは別系統で、信頼関係は存在します。主人でも従者でも、上でも下でも構いません。

「信頼するか・しないか」の関係です。

言う事を聞くかどうかは別として愛犬を信頼するならば、それはそれで素晴らしいことだと思います。

ただ、「飼い主さんが我慢して過ごすような日々」は望ましくはありません。

望むべきことは、

「お互いに信頼し合い、健全な主従関係を築くこと」です。

愛犬はあなたのことを信頼してくれてますか?

信頼とは「お互いに信じて頼り合うこと」です。一方通行ではなく、双方向なのですね。

あなたは愛犬のことを守ってばかりではないですか?

たまには頼ってもいいのですよ、お互い様ですから。(言う事を聞いてくれたらどんなに助かるか!)

最後にまとめますと、

信頼関係は信じて頼るか否か、あなたと愛犬の双方向のやり取りである。(精神的・理想的)

主従関係は従うか否か、ただそれだけのシンプルなやり取りである。(身体的・現実的)

理想の飼い主像は、

「愛犬を信じて頼る。愛犬に信じられて頼られたらちゃんと応えてあげる人」です。

これがすなわち健全な主従関係なのです。

回り続けるコマのように、主従関係はバランスが大切です。(コマを回すのはあなただが、コマは犬である)

軸がぶれればコマはあっという間にバランスを崩し、止まってしまいます。

えらぶったり、反対にへりくだったりするのは簡単ですが・・・

信頼のもとに(コマは回ると信じる)、バランスをとりながら(コマを回す技術)、

主従関係とはどう在るべきかを追求する姿勢(絶えず挑戦すること)が求められるのだと思います。

あなたなりに「主従関係」と向き合って頂ければ幸いです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国語には読み、書き、話す、聞く、の4つがありますね。

はてさて、我らが犬語はどうでしょうか?

読み→文字がないのでなし

書き→同上(なし)

話す→言語ではないがある

聞く→同上(ある)

普通に考えるとこうなります。

しかし、例えばマーキングはどうでしょうか?

電柱などにおしっこをかけて縄張りを主張するというあれです。

これ、もしかしたら「書き」にあたるかもしれません。

ということは犬が地面を嗅ぐ行為は「読み」なのでしょう。

ん~、まだまだありそうですね。

救急車のサイレンに反応して、つまり「聞く」そして、遠吠えするのは「話す」でしょう。仲間を呼んだりする時の名残ですね。

犬語が少しずつ分かってきましたね。

もしかしたらチャイムの音に反応して吠えるのも・・・そうですね、「聞く・話す」にあたります。

では、

散歩中に前から歩いてくる他犬に向かって吠えるのは何にあたるでしょうか?

何だか・・・どれもあたらない気がしますね。

私の意見ですが、これは「見る」「感じる」にあたると思います。

私達でいうと手話に似てるかもしれません。ジェスチャーや表情を見て感じるのです。

さて、普段犬は飼い主さんの何を見て、何を感じているのでしょうか??

それがそのものズバリ!行動に反映されてくるわけですが・・・!

まずここまでよろしいですね。犬語は「見る」「感じる」がポイントです。

ここからはちょっと視点を変えてみましょう。

マーキングの話に戻ります。

例えば、あなたがコンビニに行ったとして、ガムを買ったとしましょう。

「テープでよろしいですか?」と必ず聞かれます。(エコの為)

「袋ください」とは言いづらい・・・じゃなくてそれは今はどうでもいいのですが、このテープ!

これはマーキングの一種です。購入済みというね。

業者との契約書にハンコを押すのだってマーキングの親戚みたいなもんです。

愛犬があなたの足や、お家のいたる所にマーキングするとしたらそれは、

「自分の所有物である」というニュアンスがあります。(あなたのハンコをだれかの額に押すようなイメージ)

決して良い意味ではありませんが、絶対に即やめさせなければならないという程の問題でもありません。

マウンティングなんかも同じですが、これらはコミュニケーションのひとつとして受け取り、

「総合的に判断して対処すること」が大切です。まあ、私なら様子見てたぶんやめさせますがね。

では、続きまして

同じくコンビニに行ったとして、店員さんが

「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と挨拶してくれました。

何となくでいいのですが、

「感じがいい店」「感じの悪い店」という違いを経験されたことはないでしょうか?

はい、これは挨拶の感じによります。

「真心がこもってる感じ」と「ぶっきらぼうな感じ」だとどっちがいいかは聞くまでもありませんね。

さて、愛犬はあなたの普段の「声の調子」をどう聞いているでしょうか?

愛犬が吠えてるからなだめようと「大丈夫、大丈夫よ」と真心をこめて声をかけたら余計に吠える場合、

これは、「吠えたから褒められた」と愛犬が受け取っている可能性があります。真心を込めてる(なだめる)のが仇となるパターンです。

声に感情をこめるのは大切ですが、それがどう伝わっているかということもよく観察しましょう。

それでは最後ですが、

またもやコンビニに行ったとして、店員さんの身だしなみが整ってなかったり、店員さんがポケットに手を入れてたりしたら、

あなたはどう見て、どう感じますか?

感じ悪い店だな・・・もう二度と来ないぞ、と思われても仕方ないですね。(自分が客として大切に扱われてないと感じる為です)

翻って、 愛犬はどんな所であなたが上か下かを判断するのでしょうか?

大きな要因として、「姿勢」があります。指示を出す時に猫背はダメです。威厳がなくなりますし、犬から見たら懇願になります。

「お願いだから、頼むから・・・言う事聞いてね」という下手に出る態度は犬には通じませんし、むしろ逆効果です。

「見た目で判断される」というのが犬語の現実なのです。心がどれだけ清くて高尚だろうが、犬には「弱さ」としか映りません。

人間相手ではありませんから、そこをはき違えてはいけないのですね。

「継続は力なり」と言いますが悪い方向にもそれはあてはまります。

他犬を見て毎日のように吠えていた犬は条件反射で「吠えてしまわざるを得ない犬」になってしまいます。(見ただけで吠える犬の完成)

頼むから吠えないでちょうだい!という懇願は「私を守ってね、それ吠えろ」という意味に解釈されるということを自覚すべきです。

犬語は見た目が9割なのです。(だって手話と同じようなものだから。心の中はミエナイ)

一例を記します。歩き方、リードの持ち方、姿勢、表情、触り方、動きのスピード、ハンドサイン、オモチャや食べ物の見せ方、与え方など。

吠えた時のあなたの慌てた様子、うなった時のあなたの怯んだ様子、追いかけたら子供が逃げる様子・・・など。

全てぜ~んぶ見られてます!(総合的に判断し、あなたではなく犬が家族の順位を決める)

逆に言えば飼い主さんも犬の様子を見てないとダメということですね。

あれ?最近イタズラがすぎるな・・・、言う事聞かなくなってきたかな?と思ったら要注意ですよ~!

 

 

 

はい、当然感じるでしょう。

特に今までけっこう好き勝手やってきた犬にとっては物凄いストレスでしょう・・・!

それは仕方ありません。しつけをするならば一緒に乗り越えるしかありません。

大切なのは、

「ストレスだからやらない」ではなく、「最小限のストレスに留めるにはどうしたらいいか」です。

やるか、やらないか、で迷っていたら・・・うまくいくものもいかないのではないでしょうか?

さて、ではストレスを最小限にするにはどうするか?ですが、

その前にまず、突然しつけを始めるという事は犬の立場からしたら、

「今までの暮らしは何だったの??急に何ですか??」となります。(私達で言うと法律が180度変わるようなもの)

このように戸惑うのは当たり前ですね。

例えば今までは部屋で好きなように居場所を決めて、行動(吠えまくる)してた犬が、

ある日突然、ハウスに入れられて、行動を制限されるわけです!

ストレスですし苦痛ですね・・・

それでも頑張ってみたい!という方は覚悟を決めましょう。

簡単には直りません。

たぶん思っているより、2倍~10倍は大変です。(大げさではなく)

例えるならば私たちが英語やフランス語を習うとして、

1回とか2回のレッスンでしゃべれるようになりますか?普通はならないでしょう。(単語は覚えられるけど)

しつけとは犬との会話であります。

つまり犬語を習うようなもの。

しかも言語ではなく、実技を伴う会話方法です。(詳しくは次回にふれます)

英語ペラペラになるのは半年後か、1年後か2年後か分かりませんが、それくらい大変なことなのです。

ではそれはいいとして、

犬のストレスを減らすにはどうするか?ですが、

これは結局のところ「飼い主さんが早く犬語をマスターする」しかありません!(すいません、これしかないのです)

注意してほしいのは、

「飼い主さんが良かれと思ってやってることが実は愛犬にとって悪影響を及ぼすこともあり得る」という点です。

ご飯を欲しがるだけ与えれば当然、肥満になりやすく、病気になりやすくなります。

病気になったら病院に連れて行くのは当たり前ですし、簡単ですが・・・

そうならないように予防するのが本当の愛情ではないでしょうか。

しつけも問題が起こってから直すのでは愛犬に余計なストレスがかかります。

ですから理想を言えば、まず飼い主さんが犬語をマスターする、次に犬を飼う、という順番がいいですね。(現実的には同時進行ですが)

ちなみにストレスは伝染します。

愛犬の問題行動を自分が我慢すればいいと思っている飼い主さんは、ストレスを感じているはずです。

そんな飼い主さんを見て、愛犬もストレスを感じずにはいられません。

日々のすれ違いからやがて軋轢が生じて家庭不和が・・・つまり、しつけしてもしなくても、どっち道ストレスからは逃れられない?かも。

でも、朝起きて布団から出る時みたいに「嫌だなぁ」と思ってもたいていは乗り越えていく、それがいわゆるストレス。

なかなか乗り越えられないような劣等感とか、そういう本物のストレスはもちろん別として。

犬のしつけに限ればそんなに大層なものはありません。ちゃんと勉強すればしつけは誰でもできますし、乗り越えられるレベルのストレスです。

愛犬を過小評価せず信じてあげることが大切だと思いますよ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の続きで今回で完結となります。

さあ、うまくリードできない第二の原因とは・・・!

それは「感情を正しく読み取れてないこと」です。

犬はあなたとの散歩を楽しんでますか?そう見えたとしても、もしかしたら・・・

「においを嗅ぎたい欲求」「突き進みたい欲求」があるに過ぎないのかもしれません。

仮に、「実は自分の欲求を通してるだけ」であれば・・・!言うことを聞かない犬になって当然ですね。

他方で人間の世界でも野生動物の世界でもいじめはあります。

遊びで粉飾されたいじめもありますね。

遊びから喧嘩に発展することもありますね。

いじめっ子は遊んでいたと言い、被害者はいじめられていると思っている。

「いや、遊んでいただけだよ」といういじめっ子の言い分は私には通用しません。

本当に犬は散歩を楽しんでいるのか?本当にいじめっ子は遊んでいただけなのか?これは全然違う話ですがリンクする部分もあります。

犬の散歩のみならず愛犬との生活全般をここらでちょっと一回考え直してみませんか?

愛犬を正しくリードしなければいけないということを意識してみませんか?

そうじゃないとお互いにすれ違う結果になりやすいのです。

優しく手をひくはずが、逆に激しく引っ張られる結果になります・・・!

もちろん子供と犬は全然違いますがね。参考にはなりますよ。

前向きに頑張れば・・・必ず引っ張り上げてくれる人との出会いがあるでしょう。(腐らない、開き直らないで求め続けること)

自分自身がリードされて初めて、リードするとはどういうことかを学べるのです。(愛されて愛を知るのと同じ!)

結論、犬によってリードの仕方が違うように、「飼い主さんによっても正しいリードの仕方は違います」(よって実技でしか指導不可能)

あなたの感性に最も響くやり方を選択しましょう♪

 

 

犬によってリードの仕方は違う。

やり方は合っていてもしっかり実行できていないのがリードできない原因かも・・・という所までお話しましたね。

では今日は続きをお聞き下さい!

例えば、

2、3歳の小さな子供と手をつないでるのをイメージしてください。

その子を家から公園まで連れて行きましょう。

さて、まず相手は小さな子供ですね。まだ一人では公園に行けないので案内と見守りが必要です。(相手を知る)

感情を読んでみますと、笑顔で楽しそう♪とても喜んでいます。(感情を読む)

適切なリードですが、声掛けはどうしますか?姿勢は?表情は?手をひいて歩くスピードは?(適切なリード)

私ならば低い姿勢で笑顔で優しく声をかけ、ゆっくり手をひいて歩きます→寄り道もするでしょうが公園まで何とかつく。(結果に繋ぐ)

これはだいたいみんな似たり寄ったりの答えかと思います。

では次に、愛犬との散歩の場面を思い出してください。

・・・核心を突きますが、

一体どちらがリードしてますか??

「私です」という方、素晴らしいことです!

「犬です」という方、直りますから諦めないでくださ~い!

何故こうなるか?疑問ですよね。

子供と同じような「優しい扱い方」をしてるはずなのに何故うまくいかないのか?

これは以前「犬は家族か?12/8」の回でお話させて頂いたように、

「犬は犬である」という視点が欠如していることが主な原因です。犬という生物の習性や本能を知ることが大切。

二番目の原因は・・・今日はここまでにしておきましょう。

続きはまた明日です。

 

 

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