とってもキュートながく君が遊びに来てくれました!
まずは玉川上水に沿ってお散歩です。トコトコ歩く姿がキュートなのです。(気の毒なくらいアイコンとってくれます)
続いてオモチャを投げて遊んであげました!
持っては来るけどオモチャをなかなか離さない子なので、「だせ」の指示でうまく出せるようにトレーニングしました。
問題点はハウス内で排泄してしまうこと、散歩中に他人や他犬に吠えることなのですが、主導権とればまず吠えません。
唯一、公園の鳩に反応したので少しの間、鳩の近くで過ごしたがく君。これもすぐ慣れます。
他の犬や飼い主さんとも交流し、一緒にトレーニングもしました。(ララちゃん先輩のトレーニング見てるかな?)
あとはハウス内でなぜか排泄してしまうのですがこれは今後の課題として残りました。
食事内容の見直しや与え方の検討をして様子をみます。
すぐ直る問題と時間がかかる問題がありますのでしっかり計画立ててトレーニングをすることが大切ですね。
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謙遜や冗談かもしれませんが、「うちの子はバカ犬だから~」というフレーズをけっこう耳にします。
しかし、本当にそう思っている飼い主さんがいたとしたら・・・
こんなに不幸で悲しいことはありません。
本当にその犬はバカ犬なのでしょうか??
いや、そんなことはないでしょう。たぶん本能が強く出てしまっているだけです。
犬らしい犬ほど人間の目にはバカ犬に映ります。咬んだり、吠えたり、走ったり・・・これがザ・犬!
しつけの世界では、
「犬はしつけをして初めて犬になる」という言葉があります。
ダイヤモンドだって原石のままでは光輝きません。
犬だって、ほったらかしでは才能を発揮できません。
全ての犬に才能、可能性はあります!(間違いなく)
ただし、犬には人間のように「向上心」だとか「自尊心・羞恥心」だとかは存在しないので、
犬自ら、「もっと速く走れるように走込みしよう」とか「お手を習得したいから自主練しよう」などとは思いません。
そこに食べ物があれば遠慮なくよだれをたらしますし、新品の洋服でも平気で汚します。それが犬。
ちなみに「血統がいいから」とか「値段が高かったから」などは頭の良さには一切関係ありません。
きちんとしつけをしているか?教育を受けさせたか?才能を磨いたか?が重要なのです。
「動物」から「犬」に成るには飼い主さんの力が必要なのですね~♪
我々ドッグトレーナーはその飼い主さんをサポートするのが役目ですからしつけのことは何でもお気軽にご相談くださいね。
今回は「無視」のお話です。
犬のしつけでよく言われるのがこの「無視」という対処法です。
「吠えても無視してください」
「甘噛みしてきても無視してください」
私もよく言うことがありますが・・・実はこれだけではなかなか効果はでません!
たいていは問題解決の為と言うより、これ以上問題を悪化させない為に言う対処法なのです。
これで直ればラッキーくらいに思っておきましょう。
さて、ではなぜ「無視」が効かないか?
答えの前にちょっと人間の恋愛で例えてみましょう~!
例えば、20代前半のカップルがいて今日が初デートだとします♪
当然、女性の方は男性がどんなデートを考えてきてくれるのか楽しみにしてるでしょう。
しかしデート当日、待ち合わせ場所で男性が言った言葉は、
「今日どこ行く??」
気を遣っているわけではなく、完全なノープランだったら女性の方はどう思いますか?
何だかガッカリ・・・100年の恋も冷めてしまうかも?
そうです、女性は男性に「リード」してほしかったのです。(一般論なのでそうじゃない人はごめんなさい)
何を食べる?何の映画を見る?何時に帰る?など男性がリードしてくれればきっと女性も安心ですね。
そんなことが犬のしつけに関係あるのかと思われるかもしれませんが・・・
リードするということは「意思を示す」「姿勢を示す」ということです。
自分の意思がないような人は、誰かから頼りにされることはないでしょう。
恋愛の話はさておき、「無視」の話に戻ります。
「犬がご飯の時間に吠えて困ります。どうしたらいいですか?」
「吠えてる時は無視して、吠えてない時にご飯をあげましょう」
いわゆる無視の対処ですが、これだけではやはり直らないでしょう。
なぜか?
それは、「犬が飼い主さんを普段からリードしているから」です。
無視というのはリードしている側がして初めて効果がでます!
先程の例えですと実はリードしているのは女性の方なので、、
男性が突然帰ったとしても女性には効き目がありません。
しかし、女性が突然「もういい!私、帰る!」と言い出したら男性は慌てふためくでしょう。
無視(立ち去る)が使えるのは女性だけなのです。
犬のしつけの場合、重要なのは普段の犬と飼い主さんの関係性です。
つまり、どちらがリードしているか?
優しいけどノープランでは犬に頼りにされることは期待できません。
大切なのは「意思を示す」こと。
ご飯の前に吠える犬に対しては、オモチャを与える時も、散歩に出かける時も、他犬に出会った時も、
あらゆる場面で吠えて要求することは許さない、という一貫した意思を示さないと犬としては訳が分かりません。
しつけというのは日常生活全般の中で行われるものですから。
以上、「無視」のお話でした!
「犬は家族」これが現代の愛犬家たちの総意といっても良いかと思います。
一昔前までは「犬は番犬」という役割で飼う方が多かったのですが。
地方と都市部でもまだまだ温度差ありますが、おおむね「犬は家族」になってきましたね。
地方の話ですが私が子供の頃は野良犬が群れをなして追いかけてきたり・・・!(怖かった)
一本道に放し飼いの犬がいて、そこを意地でも通り抜けようとしたら襲われたり・・・!(逃げました)
神社とかに行けば捨て犬がいたりして駄菓子のサラミなどをあげてました・・・!(本当はいけません)
さすがに現在は地方に行っても野良犬などは昔のように見かけなくなりましたね。
現在と昔、都市部と地方・・・時代と地域によって犬と人間の関わり方は変化しています。
「番犬から家族へ」「放し飼い、外飼いから室内飼いへ」
それぞれの是非はともかく、そういう大きな流れがあるのは間違いないでしょう。
さて、今回のテーマは犬は家族であるかどうかという点です。
これはもう家族の一員で文句ないでしょう!
しかし・・・!では「犬は犬である」「家族だけど犬」この点についてはどうでしょうか?
確かに・・・これもまたその通りですね。
ちょっと言い方を変えただけでかなり印象が違ってくるようです、試してみましょう。
「犬が家族」「犬も家族」「犬だけど家族」「家族みたいな犬」「犬はまるで家族」「誰が何と言おうと犬は家族」
しっくりくるのがありましたか?別にどれが正解とかはありません。
飼い主さんの数だけ答えがあるはずです。それは一向に構いません。
問題なのは「家族という基準を犬に適用することではなく、犬と人間が違う生物であることを無視してしまうこと」です。
飼い主さんによって家族観はみ~んな違って当たり前。しかし犬の基本習性や本能による行動は決まっていますから。
「犬は家族」という「言葉」は誤解を生むことがあります。所詮は言葉なので解釈によって意味は変わってしまいますね。
大切なのは愛犬の為に「犬という生物」に興味を持つこと。
さあ、みんな一緒に勉強しましょう♪