チワワとポメラニアンのミックス犬、FaFa君です。
こんなに可愛い顔してますが、お家では強気な一面を見せることもあるようです。
要求吠えや甘噛みがひどいらしいのですが・・・
きちんとルールを定めてそれをちゃんと伝えてあげれば何も問題は起こりません。
①ルールを定める→家族全員で統一できてるか?
②ちゃんと伝える→愛犬と意志疎通できてるか?
簡単なようで上記のポイント2つがなかなか難しいのです。
あとよくある間違いは、
やってはいけない事は叱っているが、やるべき事は教えていない→犬としては、「じゃあどうしたらいいの?」となる。
アイコンタクトがとれてないのにしつけをしようとする→力や食べ物に頼らざるを得なくなる。最後はあきらめる。
毎回のように言ってますが、やはりしつけは飼い主さんが勉強してなんぼなのです。
トレーナーが週一回レッスンするより、飼い主さんが毎日しつけする方がどれほど強力か!!
勉強して自信つけて愛犬と向き合うことがしつけ成功のカギです。
お知らせ
ビーグルのちーすけ君です。
カメラ目線ばっちり!決まってますね~
細かい問題はいくつかあれど、だいたいはいい子のちーすけ君!
ポイントは「飼い主さんに集中させられるか?」です。
さすがビーグルだけあって地面の匂いを一生懸命かぎかぎ歩いたり、飼い主さんを引っ張ることもしばしば・・・!
そんなあらゆる誘惑よりも一番優先するのは飼い主さんの意思であれば何にも困らないのです。
犬の意思を尊重するあまり、飼い主さん自身の意思を消してしまう(弱めてしまう)のはおススメしません。
まずは飼い主さんの意思を通すこと。次に犬のことを考えてできる限りのことをしてあげればOK♪
飼い主さんの意思を通すには力づくや食べ物で釣るのではなく、トレーニングの理論に基づいて愛犬と意志疎通すること。
「意志疎通」=「飼い主さんに集中」=「アイコンタクト」です。
トレーニングとは犬との会話なり。
年末からお泊りしていたルアナちゃんです。
トレーニングを始めて1カ月半ですが、はじめは尻尾を噛む自傷行為や、散歩に行くとパニックになるなどの問題がありました。
今ではかなり改善され、散歩もだいぶ普通に行けるようになってきました!
約3年間ほぼ外に出てなかった子なので時間はかかると思いますが、友達犬を作ったり、自然の中で遊んだりして
「ルアナちゃんの世界を広げること」を目指します。
生きてるとストレスがかかるのは仕方ないです。むしろある程度は必要なのですが、一番大切なのはストレス発散できてるか?です。
ストレスがたまる一方だと尻尾を噛んだり、吠えまくったりしますので散歩や遊びで発散させてあげましょう♪
なんだかんだでハウスが一番好きなルアナちゃんですが・・・(勝手に入って休んでます)
まあ、こういう「逃げ場」も必要ですね!
初めに答えを言いますが、食べ物のご褒美は使っても使わなくてもどちらでもOKです!オモチャも。
好きならば使うべきでしょうし、そんなに喜ばないならば無理に使う必要はありません。
ただ、使い方が難しいので禁止しているトレーナーも多いですが。
どうやって使うかがポイントなのですが、ご褒美に食べ物などを与える場合、成功したら与えますよね?
もちろんそれでいいのですが、では「成功」とは何をもっていうのか?が重要なのです。
例えば、
「①おしりを強く押したら座る」と「②おしりを軽く押したら座る」と「③おすわりと言ったら座る」
この3つだとどれがレベル高いでしょうか?
そう、③ですね。
さらにレベルを上げると、
「④座ったまま3秒待つ」と「⑤座ったまま5秒待つ」と「⑥座ったまま10秒待つ」
はい、⑥が一番レベル高いですね。
どんどん行きましょう♪
「⑦座ってアイコンタクトとりながら1秒待つ」と「⑧座ってアイコンタクトとりながら3秒待つ」・・・
当然、⑧の方がレベル高いのです。これをず~っとやっていくとノーリード等に繋がっていくのです。
何が言いたいかというと、
③のレベルでご褒美を毎回与えていると、犬は④にはいきません。すぐに立ち上がってご褒美をもらおうとします。
だってそういう風に教えられているから。(犬の言い分)
そうです、「飼い主さんの方でレベルを上げるという意識がないと犬のレベルは上がらない」のです。
よって、ご褒美を与えるタイミングは「レベルが上がった時」となります!
そして、すでに身に付いてクリアしていることは「ご褒美を抜くこと」がポイントなのですね。(褒めはします)
ここが注意点ですがご褒美を抜かないとご褒美目的に行動する犬になります。(おやつがあれば従う)
言われればなるほど納得のことなのですが・・・実践するとなると意外と難しいのです。
とってもキュートながく君が遊びに来てくれました!
まずは玉川上水に沿ってお散歩です。トコトコ歩く姿がキュートなのです。(気の毒なくらいアイコンとってくれます)
続いてオモチャを投げて遊んであげました!
持っては来るけどオモチャをなかなか離さない子なので、「だせ」の指示でうまく出せるようにトレーニングしました。
問題点はハウス内で排泄してしまうこと、散歩中に他人や他犬に吠えることなのですが、主導権とればまず吠えません。
唯一、公園の鳩に反応したので少しの間、鳩の近くで過ごしたがく君。これもすぐ慣れます。
他の犬や飼い主さんとも交流し、一緒にトレーニングもしました。(ララちゃん先輩のトレーニング見てるかな?)
あとはハウス内でなぜか排泄してしまうのですがこれは今後の課題として残りました。
食事内容の見直しや与え方の検討をして様子をみます。
すぐ直る問題と時間がかかる問題がありますのでしっかり計画立ててトレーニングをすることが大切ですね。
謙遜や冗談かもしれませんが、「うちの子はバカ犬だから~」というフレーズをけっこう耳にします。
しかし、本当にそう思っている飼い主さんがいたとしたら・・・
こんなに不幸で悲しいことはありません。
本当にその犬はバカ犬なのでしょうか??
いや、そんなことはないでしょう。たぶん本能が強く出てしまっているだけです。
犬らしい犬ほど人間の目にはバカ犬に映ります。咬んだり、吠えたり、走ったり・・・これがザ・犬!
しつけの世界では、
「犬はしつけをして初めて犬になる」という言葉があります。
ダイヤモンドだって原石のままでは光輝きません。
犬だって、ほったらかしでは才能を発揮できません。
全ての犬に才能、可能性はあります!(間違いなく)
ただし、犬には人間のように「向上心」だとか「自尊心・羞恥心」だとかは存在しないので、
犬自ら、「もっと速く走れるように走込みしよう」とか「お手を習得したいから自主練しよう」などとは思いません。
そこに食べ物があれば遠慮なくよだれをたらしますし、新品の洋服でも平気で汚します。それが犬。
ちなみに「血統がいいから」とか「値段が高かったから」などは頭の良さには一切関係ありません。
きちんとしつけをしているか?教育を受けさせたか?才能を磨いたか?が重要なのです。
「動物」から「犬」に成るには飼い主さんの力が必要なのですね~♪
我々ドッグトレーナーはその飼い主さんをサポートするのが役目ですからしつけのことは何でもお気軽にご相談くださいね。