お知らせ
都内某所にて・・・柴犬のゴメス君のトレーニングです。
3回目のトレーニングを終えたところですが、散歩の引っ張り行動が改善されてきました!
多くの問題行動の原因は恐怖心からくるものか、興奮性からくるものかに分かれます。
それが日々繰り返されていくうちに学習効果が生まれ、問題行動は確立されていってしまいます。
1歳に近くなった犬の場合は、ほとんどが初回にショック療法となります。
つまり確立されたはずの問題行動を崩すわけですから強い刺激が必要となるのですね。
これが3、4カ月の子犬の場合だと問題行動といっても甘噛みなどの些細なものしかないはずですから
これを改善し、また今後起こりうる問題行動を予防するのはとてもたやすいことです。
さてさて、ゴメス君の場合は今まで自由気ままに飼い主さんを引きづり回して歩いていたのが
私には通用しないとまず理解し、次に飼い主さんと歩く時も同じように歩くのだと理解が深まりました。
つまり新たな学習が起こったわけですね。
1歳のラックス君です。
お家では粗相が直らないとのこと。あとは散歩や無駄吠えなどの問題があり1カ月間預かることに・・・
2週間が経過した今ではトイレは完璧になり粗相ゼロです!勝手にトイレに行ってますね。
散歩もマスターし、先日の飼い主さんとの同行訓練でも完璧に歩けました。
あとは無駄吠えですが、これも改善傾向にあります。
来客時と留守番時に吠えてしまうのはどちらも飼い主さんに要求していると思われます。
前者はお客さんを追い払ってほしい、あるいは構ってほしい、後者は飼い主さんに戻ってきてほしい、というわけです。
要求は通らないことを伝えること。これに尽きます。
どうやって的確に犬に気持ちを伝えるかは、タイミングが重要です。吠える、即、叱ることです。
5カ月のトイプードルのひゅうが君です。
お家の中での粗相と散歩でうまく歩けないのがお悩みでした。
家では基本的にゲージで管理してもらい、部屋に放す際もリードをつけています。
これだけで粗相はかなり減りましたので、あとは部屋からの誘導を練習すれば自分でトイレに行くようになってきます。
そうなればリードも要りませんし、部屋に野放しも可能です。
粗相というのは往々にしてトイレを覚えてない犬を部屋に野放しにした時にしてしまうものですから。
かわいいからといってトレーニングを省いて自由にさせすぎると却って悪い結果になりがちなのです。
しっかりマネジメントすればほぼ完璧に防げるので飼い主さんには頑張ってもらいたいと思います。
散歩に関してはどの犬も初めはうまく歩けなくて当然です。
ひゅうが君は優秀で初日からすぐ横について歩いてました!
正しい散歩方法さえ学べば意外と早く、ちゃんと歩けるようになってしまうんですね。
イヌってすごいですね~
パピーコース受講中のニーナちゃんです。
甘噛みやトイレトレーニングなどの子犬ならではの問題がありましたが
今ではかなり改善されてきました。
しかし、まだムラがあり時と場合によっては興奮して甘噛みなどするようです。
愛犬の気持ちを理解して正しい方向に導くのが飼い主さんの役目だと思います。
ニーナちゃんのこのアイコンタクトからうかがい知れるのは「これでいいですか?」という控えめな態度。
これが成長と共にいずれは「これでいいでしょ!できてるでしょ!」という自信に変わってきます。
犬に振り回されていてはしつけなどできません・・・!
リーダーシップの発揮、正しいしつけ方法を知ること、そして思いやりと愛情をもってしつけをしましょう。