お知らせ
「ツケのしつけ 基本編」
昔、私が専門学校の生徒だった頃、ツケのしつけって何だろう?と思ったのを覚えています。
ツケとはイヌが人間の横にピッタリついて歩くことですが、一般的にはそんな習慣はあまりないと思います。
どちらかと言うと、
「イヌなんだから自由に臭い嗅いだりすればいいじゃない」「ツケするなんて窮屈で可哀想」みたいな感じでしょう。
私もそう思ってたのでよ~く分かるのですが 、イヌの自由に散歩するのがイヌの幸せなんだ、という考え方ですね。
これは確かに一理ありますが、そのイヌが結果的に無駄吠えするようになったり、噛みつくようになったら本末転倒です。
歩道を歩く時は安全第一で横につけて移動するべきだし、公園の広場では長めのリードを使ってイヌを自由にさせてあげるのもいいでしょう。
要するに、時と場所に応じてメリハリある対応をすればいいのですね。
イメージとしては幼稚園児の集団がお友達同士で手をつないで公園にお出掛けしますよね。
あの時に片方のお友達が自由きままにあっち行ったりこっち行ったりしだしたら大変です。あぶないですよ。
公園ついてから先生とのお約束を守って遊び、また帰る時にはお友達同士で手をつなぎます。
これが普通のはずですが、イヌ相手だと自由きままを許してしまいがちなのです。(リードつけるのは手をつなぐのと同じ)
散歩中に引っ張られる・・・これはあぶないし、飼い主さんがイヌに従う形になるので我が強くなりやすいでしょう。
ツケのしつけは基本の一つです。どこでも楽にお出掛けできるようになる効果があります。
ツケを教えておくと散歩も落ち着いて歩けるようになるので実はイヌ自身が一番楽になるのです。
うちのは吠えるからお出掛けできない、というのは勿体なすぎますよ。
つづく。
3日間のお泊りでした!
こちらは狭山湖です。
多摩湖よりはるかに大きいように見えます。
この辺り全部、狭山丘陵は自然豊かで散歩コースに事欠かないのです♪
記念すべきトトロの森一号地です!
全部でいくつあるのか分かりませんが制覇したいですね~
トレーニングをして、遊んで、疲れたところです。
今回は「下がれ」を教えました。2頭とも後ろ歩きも難なくマスター!
ご褒美ににおい嗅ぎタイムとります。
犬の好きにさせてやると喜びますね。(始めと終わりだけ仕切る)
タダで好き勝手におい嗅ぎさせると飼い主さんのことは意識しなくなってしまいます。
誰でもそうですが、楽しいことには夢中になってしまうもの。
におい嗅ぎ自体は良い事ですが、嗅ぎ方には簡単なルールを作りましょうね。
イヌに自信をつけるには、成功体験を繰り返し、褒めてあげることです。
逆に、失敗ばかりさせてしまうとイヌは自信を喪失していくでしょう・・・
そして、失敗にも内容があります。
「失敗」=「悪」ではなくて、同じ失敗を繰り返すのがまずいのです。(むしろ失敗の中にこそ答えがある)
大事なのはやり方に変化をつけることであり、同じ失敗は2度としないこと。
スワレのしつけでも書きましたが、うまくいかない事(失敗)から応用練習はスタートします。
指示の出し方を変えるなどして同じ失敗は繰り返さないように試行錯誤していくのですね。
基本ができたら⇒応用するが失敗⇒試行錯誤した後に⇒応用成功⇒進化!
上記の流れが普通のパターンじゃないかと思います。
最後に、試行錯誤してるけどなかなかダメなんです、という方にアドバイスです!
フセのしつけは、イヌが勝手に立ち上がろうとした瞬間がポイントでしたね?
ならばあえてその瞬間を作ります。イヌの近くに食べ物をまく、ボールを転がす、音を立てる、犬を跨ぐなどしてみましょう。
それでもフセたままなら良し。立ち上がってしまうならリードで瞬間的に制御すること。
強く制御するのか、軽く制御した方が良いのかはイヌによって違いますが・・・これもまた試行錯誤ですね~。
継続は力なり。さあやってみましょう~!