2016年 12月
4歳になるセサミちゃんと7ヶ月のエピちゃんです。
飼い主さんのお悩みは以下の通りでした。
①ショッピングカートでジャンプしてしまう。
②ドッグランやカフェに行った経験があまりない。
ということでまずはハウスに入れて、車に乗り込みます!
この時点で暴れてしまう子はまずはハウストレーニングからやり直す必要があります。
セサミちゃんもエピちゃんも普段の生活からハウスには慣れさせているので問題なし♪
次はショッピングカートです。
これはハウスの応用ですね。
バタバタするのは最初だけ。対処したらすぐに落ち着きました。
このまま一時間ほど買い物&ランチに付き合ってもらい、何の問題もなくクリア!
次はカフェへGO!
スタバのテラス席です。静か~に待ってました。
これも普段から食事絡みのシーンでどういう接し方をしているかが影響します。
犬達の要求に従ってるのか?(かわいい目で見つめられるとつい食べ物をあげてしまう→そのうち吠える)
それとも飼い主さんの指示で食べさせているのか?(テーブルのものは取らせない、よしと言うまで食べさせない)
いかなる時もまずは犬達を落ち着かせることが第一です。
最後はドッグランです。
ほぼ初めてのドッグランなので緊張気味の2頭でしたが、
他の犬達と同じ空間にいることで徐々に慣れていきます。
「慣れの問題」は焦らず気長に取り組むことですね。
「犬は家族」これが現代の愛犬家たちの総意といっても良いかと思います。
一昔前までは「犬は番犬」という役割で飼う方が多かったのですが。
地方と都市部でもまだまだ温度差ありますが、おおむね「犬は家族」になってきましたね。
地方の話ですが私が子供の頃は野良犬が群れをなして追いかけてきたり・・・!(怖かった)
一本道に放し飼いの犬がいて、そこを意地でも通り抜けようとしたら襲われたり・・・!(逃げました)
神社とかに行けば捨て犬がいたりして駄菓子のサラミなどをあげてました・・・!(本当はいけません)
さすがに現在は地方に行っても野良犬などは昔のように見かけなくなりましたね。
現在と昔、都市部と地方・・・時代と地域によって犬と人間の関わり方は変化しています。
「番犬から家族へ」「放し飼い、外飼いから室内飼いへ」
それぞれの是非はともかく、そういう大きな流れがあるのは間違いないでしょう。
さて、今回のテーマは犬は家族であるかどうかという点です。
これはもう家族の一員で文句ないでしょう!
しかし・・・!では「犬は犬である」「家族だけど犬」この点についてはどうでしょうか?
確かに・・・これもまたその通りですね。
ちょっと言い方を変えただけでかなり印象が違ってくるようです、試してみましょう。
「犬が家族」「犬も家族」「犬だけど家族」「家族みたいな犬」「犬はまるで家族」「誰が何と言おうと犬は家族」
しっくりくるのがありましたか?別にどれが正解とかはありません。
飼い主さんの数だけ答えがあるはずです。それは一向に構いません。
問題なのは「家族という基準を犬に適用することではなく、犬と人間が違う生物であることを無視してしまうこと」です。
飼い主さんによって家族観はみ~んな違って当たり前。しかし犬の基本習性や本能による行動は決まっていますから。
「犬は家族」という「言葉」は誤解を生むことがあります。所詮は言葉なので解釈によって意味は変わってしまいますね。
大切なのは愛犬の為に「犬という生物」に興味を持つこと。
さあ、みんな一緒に勉強しましょう♪