最初の1分くらいですかね~?
ポイントは始めた時に犬の心を掴めるかどうかです!(局所的、一時的)
例えば、
脱走癖のある犬がいるとします。
トレーナーは脱走しないよう、しないよう・・・なんてことはしません。
まず脱走させてその場で正します。方法は色々あるでしょうが。
これが掴みになりますね。犬の意識は脱走することではなく、「誰が脱走を阻止したのか?」に切り替わるわけですね。
引っ張り癖、拾い食い癖、飛びつき癖・・・なんでも同じ。
詳細は省きますが、すでに癖になってしまった行動は予防や回避しても直りません。
飼い主さんは問題と向き合い、正々堂々と毅然とした態度で対処すること。
犬のしつけはこういう連続する瞬間の積み重ねです。(的確な状況判断)
犬に一目置かれるか?
軽視もしくは無視されるか?
これがけっこう難しい問題なのですね。
犬に一目置かれた証拠として、あなたにアイコンをとるようになります。
アイコンとは単にとるか、とらないかではなく、
何故とるか?
何故とらないか?
その意味を推して知るべし。
ということでしつけの掴みとは、ズバリッ!
「その犬の興味・関心にあなたが興味・関心をもつこと」です。(大局的、継続的)
いわゆる、共通の趣味というか、好きな者同士は価値観が似てくるもの。(お互いに理解しようとするから)
単にやめなさい、よくないよ、と言っても、
分かってないくせに・・・!と思われるのがオチ。
脱走癖のある犬ならば運動したいのかも。それなら散歩増やそう、というのもありですね。
拾い食い癖だって、実は栄養足りてないのかも。それならご飯を変えてみたり。
引っ張り癖だって、他の犬と遊びたいだけなのかも。それならドッグラン連れて行ったり。
まずは愛犬をよく観察して行動の意味を自分なりに考えてみたら閃きがあるかもしれませんよ~♪
2017年 6月
ライム君のお預かり二日目にこたろう君が合流~!
こたろうはまだまだ経験不足!犬慣れさせるにはライムのようないい子と過ごすこと。これが一番なのです。
初めこそ戸惑っていたこたろう君ですが、
すぐに慣れてライムを気にすることなく歩けるようになりました。
同じ目的を持って、ともに歩き、ともに休みます。
目的とは「私=リーダー」についてくるということ。
一時間くらいはかけるつもりでじっくり粘り強く取り組みましょう。
アウトレットでたくさんの人やガヤガヤした音、雰囲気に軽いパニックになるこたろう・・・
でも落ち着いているライムを見ているうちに段々と落ち着いてきました。
やはり一時間~二時間はかかります。
たくさん社会化トレーニングしたのでストレスたまってるかと!
ということで平日のガラガラのドッグランで爆走させます。
2頭で仲良く遊べるまでになりました~♪
また遊べるといいね
もうすぐ2歳のライム君!
私のところへ来るようになってもう1年半・・・時がたつのは早いものですね。
最初の頃は甘噛みがひどく、トイレもちゃんとできませんでした。
それが今ではすっかり落ち着いてるし、トイレは自分で行くので完璧です。
なおかつ遊ぶ時ははじけたように遊ぶので子供との相性はバッチリ♪
こんな感じでボールを持ってきては出すのでずーーっとボール投げで遊べます。
シュナウザーはものすごく遊び好きな子が多いですね~
ジャーン!分身の術。
チューイ君とツーショットです。(どちらがライムでしょうか?答えはさいごに。)
チューイ君!ライム先輩をぜひ見習いましょう!
こちらはフラットコーテッドレトリバーのルナちゃん(5カ月)
どの犬とも問題なく接することができるライムです。
皆さんも一回はやったことあるでしょうが、
リードが足にかかっちゃった・・・というやつ。飛びつく子に多いかな。
普通は飼い主さんが手でとってあげちゃいます。
でも・・・!
ライムは自分で足を上げて外します!
これが犬に、「生き方=しつけ」を教えるということ。
飼い主さんが手を貸せば犬は一生、リードに足をかけ続けることでしょう。(だって外してくれるんだもん)
このしつけは何も難しいことではありません。「お手」のアレンジだと思えば基本中の基本でしょう!
さて、今回はこのへんで終了します。
続きはまた明日~
答え:ひだり
心と身体にゆとりを持ってしつけの時間を確保することが成功への第一歩!
焦って覚えても身に付きませんので。
「思い込み」というのがありますね。
「思い違い」もあります。
良かれと思い込んでた事が、実は悪かったという思い違いがけっこうあるものです。
怖いのは思い込みと思い違いが組み合わさった時!
例えば、
犬の散歩は、自由に歩かせてやるのがいいんだ!という思い込みがあるとして。
それが犬の為なのだ!という思い違いがあったらば。
しつけ成功とは程遠くなるでしょう。
犬の好き勝手にさせることは百害あって一利なし・・・!
ということで成功を阻むものの第一要因は思い込みと思い違いです。(知識の刷新が必要かも)
次に邪魔なものが「経験」と「プライド」です。
何年しつけをやったとか、何頭も犬を飼ったことがあるとか・・・
だからできる、ということではありませんね。(問題は中身だから)
自己満足してしまうと成長はとまり、新たな情報をシャットアウトしてしまいます。(プライドが邪魔する)
これではしつけが成功するはずはありません。
どうせなら刺激的な経験を積み、自分にしかできないことにプライドを持ちましょう~!
最後に、
しつけが成功したかどうかは他人が評価をするものです。
「お宅のわんちゃんはおりこうさんね」と誰かに言われてこそしつけ甲斐があるってものですよ♪
「早いうちからトレーニングを!」ということでやってきたチューイ君です。
多摩湖にてパシャリ。まあ~可愛いこと♪
何もかもが初めての経験のチューイ君。
ロングリードで思い切り遊ぶのも初めてですが、
ちゃ~んとボールも持ってくるのでエンドレスで投げて遊べます。
遊びの天才ですね!
コイケルホンディエのマルク、ミックス犬のポン、ボーダーコリーのあんず&マロン&ナッツと記念写真!
チューイは犬ともよく遊びます。
疲れたらこうやって完全リラックス状態で休むのがチューイのスタイル!
たまに見かけますね、こういうタイプ。
ハウスが安心できる場所なんですね。
車や電車の走行音に慣れさせてるところです。
たまたま通りかかるのではなく、ちゃんと学習の狙いをもってこういう所に連れて行くことです。
10分くらい佇んで、交差点や踏切を渡る練習をすればすぐ慣れてきます。
できれば毎日やりましょう。
色々な場所へ出かけて経験値をアップさせましょう。
北海道フレンチバルのお店でランチをとりましたが、静かに休んでたチューイ君です。
生パスタもうまかったのでまた行こうね♪
散歩はこんな感じで横につけて歩きます。こうすると景色を楽しみながら歩けるのですね。(遊びとは区別する)
チューイ君は初日の午前中に横につくことを覚えました!覚えるの早い、早すぎる・・・!
裏を返せば、悪いことも凄まじいスピードで覚えるということ・・・
ラストは、蓮〇議員の街頭演説を聞いているチューイ君です!(これはたまたま)
ボリューム大きすぎるのですぐに退散しましたが。
貴重な経験をつめて良かったね~♪