2018年 2月
上板橋にあるトリミングサロンのハッピースポアさんで定例のトレーニング講習会を行いました!
トリマーさん達が参加してトレーニングを学んでいます。
保護犬のスタンダードプードル、ひら君のトレーニングをしました。
咬みつくのが問題で、しかも大型犬なので緊張感は高まります。
でもまずはリラックスすること♪
犬の気持ちに入り、気を抜かせるのです。
「あれ?この人、何もしないんだ~」と分かれば犬は警戒しませんので。無論咬みません。
大切なのは理想よりも実利と実害。
それよりもっと大切なのは愛情です。
目指すのは調和であり、犬を支配することではありませんね。
犬を尊重しながらトレーニングの可能性と限界を見極めることです。
何だか最近パッとしない・・・ん~、あれもこれも飽きてきてつまらない。
仕事でもプライベートでもマンネリ化って結構やっかいな問題ですよね。
初めはどんなに刺激的だったことも繰り返すことで次第に慣れていき、やがて飽きてしまいます。
同じことの繰り返しがマンネリを生み、毎回続けばいつの間にやらマンネリ化してしまうのですね。
問題なのは、マンネリ化することで思考停止してしまい、無気力になったり、目標を見失ってしまうこと。
しつけにおいてもマンネリ化はあります。
いつも基本トレーニングばっかりやっていると飽きてくるし、退屈してきます。
犬も「はいはい、いつものね」という感じでやるようになり、先を読んで動いたりするものです。
例えば、
野球のピッチャーもカーブとか直球を投げてバッターに球種やコースを読まれないように工夫しますね。
バッターの方もピッチャーの癖を読んで、待ち球を決めたりします。
つまり、読み合いです。
犬のしつけにおいて、こういう読み合いは為されているでしょうか?
次はこれがくるだろう、と犬に読まれていてはあまりうまくいかないものです。
「なぁ~んだまたこのパターンか」「芸がないなぁ」と思われます。
反対に「そうきましたか、斬新ですね」と思わせましょう。
パターン化(順番が同じ)した動きは厳禁ということですね。
すぐ読まれてしまうから、集中する必要もないのです。
まずはパターンに変化をつけることでマンネリ化を防いでみましょう。
歩くとみせかけて、一歩目でフセさせたり。
呼ぶとみせかけて、犬の元に戻ってみたり。
何でも結構なので意識して変化をつけること。「変形」とも言えます。
さて次です。
先程、いつも基本トレーニングばかりでは犬も飽きると書きました。
トレーニングの中身をあれこれ変化つけても、実はそれだけでは不十分です。いつかは必ず飽きてしまうもの。
ならばどうするか?
私ならば遊んでみます!
ピュ~っとあたりを一周走ってみるとか。
プロレス遊びしてみるとか。
これも何でも結構ですからトレーニングとは質を変化させること。つまり「変質」ですね。(遊んでばかりならトレーニングしてみよう)
気分転換にもなりますね。休憩しておやつ食べるのもあり!
最後にもう一つ、
マンネリ化防止の為に常に変化をつけるのですが、どうしても行き詰まることもあるでしょう・・・!
考えても考えても同じようなことを繰り返してしまい自己嫌悪になったり。
そんな時は、自分よりしつけがうまい「あの人」ならどうするだろう?と想像してみましょう。(師匠でも先輩でも友達でもOK)
これはとても勇気付けられます!(へこむこともあるが)
ということで最後の一手は「変身」するということです。これは効きますよ~♪