毎月恒例の合同トレーニング会です。
飼い主さん同士、犬同士が顔見知りになって親睦を深めます。
今回は新しいことに挑戦!ということで、スラロームを3本だけやりました。
初めてだから戸惑うのは当たり前。でもゆっくり丁寧に教えれば、犬はすぐにマスターしちゃいます。
3本じゃあ物足りなかったかもしれませんが、犬のやる気を引き出すための作戦なので悪しからず。
新しいことに挑戦2!他の犬をトレーニングします。
なるべく大小サイズが入れ替わるようにチェンジしました。
うまくできなかったところは一人ずつ順番に指導!
ちからの加減に苦労してる人が多かったですね~
あとは、少しでもできたら気持ち込めて褒めることが大事です。たくさん褒めればギャップが生まれるので叱りが効きます。
屈めば高く飛べるし、光があれば影があるように、褒めれば叱れるのです。
2018年 5月
犬のしつけを例えるとしたら何がいいか考えてみました!
う~ん・・・料理や魚釣りなども良い例えができそうですが、今回は「車の運転」にします!
では始めます。
まず、「車」=「犬」としますね。
軽自動車は小型犬で、トラックは大型犬だとしたら、車の運転と同じく大型の方がしつけも難しいものです。
大は小を兼ねるじゃないですがトラックを運転できたら軽は簡単に運転できるように、
大型犬をしつけできたら小型犬はできます。しかし逆はありません!しつけにおいて犬のサイズは重要な要素なのです。
ハンドル操作はリードの操作であり、褒める&叱るのはアクセル&ブレーキにあたります。
反応しないこと(無視)はエンジンブレーキですね。
キーを差し込んでエンジンかけるのは、アイコンタクトとって集中させること。
ギアをパーキングに入れたらマテの状態。サイドブレーキは係留したりハウスに入れたりする感じ。
ギアをドライブに入れたら精神的に前向きに進み、バックは後ろ向きに進む。
とりあえずこんな感じでどうでしょう?
車は運転する人によって動き方は変わります。安全運転の人、スピード出す人など・・・!
犬のしつけだって一緒ですね。
急ハンドルみたいにではなく、ゆっくり優しくリードを動かして方向を変えれば犬もきっと安心でしょう。
アクセルベタ踏みで猛スピード出すのではなく、適度な速度を保つように、褒め過ぎない、甘やかし過ぎないこと。
急ブレーキかけるのは緊急事態のみ!基本はエンジンブレーキ(反応しない)や軽いブレーキで速度落としてやんわりと停止(落ち着かせる)が正解。
そもそもエンジンかかってますか??まずはアイコンタクトを教えましょう。
ギアをパーキングに入れて駐車したはずなのに車が勝手に動いたら大変・・・!犬を待たせることも同じ。
サイドブレーキも忘れずにね。もし犬から目を離すのならばハウスに入れた方が安全です。ハウスはイタズラや事故防止に役立ちます。
ドライブに入れてるつもりがバックに入っていたらどうなるか?しつけならやればやるほど逆効果に・・・!
ではここからが本題です。
さて、犬をしつける(教える)という行為は、車の運転で例えると何にあたるでしょうか??
ちょっと皆さんも考えてみて下さい!
(30秒間シンキングタイム)・・・終了~!
私が思うに犬をしつけることは、カーナビに目的地設定するのと同じです。
しつけは目的意識持ってないとウロウロさまようだけで結局どこにも辿り着けませんので。
あっちも行きたい、こっちも気になる、と目的地が急にコロコロ変わるのも事故(失敗)のもと。
あるいは、「どこに行ってもいいよ」と言われても犬はどこに行っていいか迷うだけ。(迷子だから常に不安で落ち着かない)
目的地をカーナビに入力したとして、あとは一般道か高速か?どのルートを使うかは犬によって違います。
しつけがうまくいかない場合、
①目的地設定をしていない。あるいは、ずれている。
②道を間違えてる。
この2パターンが多いと思います。
目的地は現在地とどれだけ離れてるか?道をどこで間違えたか?
たまに立ち止まって地図を見たり(冷静になる)、来た道を戻ってみたり(復習)するのも犬のしつけに役立つかもしれませんよ~♪
ミルクちゃんとモカ君です。
飼い主さん同士がお友達ということで2頭一緒にやってきました!
モカがミルクに遊んでほしくてじゃれつくとミルクが嫌がるとのこと。
結果から言うと、今回は2頭ともそんな余裕などなく、目の前のことに対処するだけで精一杯という感じでした!
むしろ知ってるもの同士だから嫌がるどころか「いてくれて良かった~」という安心感すらあるような感じ。
ホームセンターでショッピング!
いつもなら吠えまくるそうですが、ま~ったく吠えません。
きちんと落ち着かせて褒めてやることが大事ですね。
スラロームで遊びました~!
何でも経験です。そんなに難しくないのでやったことない人はやってみましょう。
動物病院のしつけ教室にも参加!
2頭ともデモンストレーションを披露してもらいましたが、なかなかの出来栄えでした♪
ということで濃厚な一日を過ごした2頭ですが、終わった頃にはまるで戦友のような感じに!
親友や心の友、あるいはメル友や飲み友達など、友達にも色々ありますね。
何かを通して友達関係は深まります。
共通の趣味などを見つけることが仲良くさせる秘訣かもしれませんね~
フードを買うタイミングと合わせて、メンテナンスの預かりトレーニングに来たライム君です!
いきなりですが、立川駅にて人に慣れさせるトレーニング中!
ゴールデンのアビーちゃんと一緒に人々を眺めます。
ちょっとの時間で7人くらいは立ち止まって話しかけてくれました。
これで犬たちは嬉しくて興奮するのですが、きちんと落ち着かせましょう。
こういう街中に出るトレーニングもとても重要ですね。
今度はトイプードルのモカ君とトレーニング。
モカにじゃれつかれても大抵のことは耐えるライムです。えらい!
広場で思いっきりリフレッシュさせます♪
お次はヨーキーのももたろう君とトレーニング。
兄貴分のライムはビシッと見本みせます。
小平中央公園でフィニッシュ!
たまにメンテナンスすると犬も気持ちが引き締められますね。
とってもお利口なライム君でした!
厳しい方法より、なるべく優しい方法でしつけをしたいですよね。
目を見て、語りかけるように、優しく褒めてしつけることが望ましいと思います。
しかし、現実はそんなに簡単にはいきません。
すでに問題は悪化しており、褒めようにも褒めるところがない・・・?
威嚇して攻撃すらしようとする犬をどのようにしてしつけたら良いでしょう?
こうなると、ある程度の罰は必要です。
しかし、それ以上に大切なのはやはり優しさかと。
ただし、褒めるだけが優しさではないですね。
なだめることも、励ますことも、叱ることも、無視してあげることも、教えることも優しさだと思います。
全ての根底に優しさを持てば、犬にとって理想のしつけ方になり得ると思います。
例えば、人間を怖がる犬がいるとします。
近づかれると吠えて威嚇したりするので飼い主さんは大丈夫よ、と優しくなだめます。
しかし、これでは犬の頭の中では「人間は怖い」という思いのままです。
ここでなだめる(同調する)のは逆効果になります。
何より大切なのは、「人間は怖くない」と諭し、教えることですね。
まずは犬のことは無視してやり、怖がる対象から離れてみましょう。怖がらない地点まで距離をとること。
落ち着いているところで優しく褒めてなだめてやりましょう。ここで褒めを入れるのがポイント!
すると犬も自信つきます。落ち着きも出てきます。
怖いのは確かに怖いけど、「別に何もされない」ということを繰り返し経験すれば怖くないと思えるのですね。
あとは徐々に距離を詰めていくだけ。軽症ならこの方法で人間嫌いは直ります。
一生ビクビクして暮らすより一定期間頑張って改善した方が犬も気楽に暮らせるはずです。
一番やってはいけないのは、中途半端に叱ること。犬は混乱するだけ・・・!
重症の場合はきちんと一回叱ってやることがポイントです。
犬を一度へこませたら、次は励ましましょう~!
そしたら犬も問題を克服しようと頑張りますから。
へこんでない犬は頑張る(変わる)必要はないのですね。
犬の理想のしつけ方は、犬の状態によって変わるもの。
そして、理想を押し付けてもうまくはいかないもの。
より効果的(利)で、より優しい方法(理)を常に模索することが理想に近づくための唯一の道でしょう♪
毎日暑いですね~
くるみと水があるところに行って涼んできます。
荒川彩湖公園です。
何もさえぎる物がなく、水際まで行けます。
風が気持ちいい~♪
白くてフワフワしてるから小さな子供たちがひっきりなしに寄ってきます。
人気者だね、くるみ!
ところ変わって航空公園へ。
くるみの本日の課題は犬慣れです。
思いっきり避けてますね・・・
それでも時間経てば少しあきらめもついたようです。
2頭ずつ歩かせる等して慣れさせるとよいでしょう。
ともに暮らせばなおよし。
慣れの問題は距離をおいてゆっくり時間かけて無理なくやるのがベストです。
あと大事なポイントを3つ!
強いリーダーシップを人間側が発揮し、きっぱりとした態度でしつけをすること。
犬が怖がる場合は距離をコントロールするが決して甘えさせないこと。
必ず落ち着かせてやり、優しく褒めること。
さあ、やってみましょう!