応用編をまとめると、
うまくスワレができないというのが問題ではなく、むしろそこからのスタートであること。
如何に早く基本通りできるようになるかが大事ということです。
だからうまくスワレができないからといって落ち込む必要はありません。
それをどうやってクリアするかを考えましょう。
一つの方法として指示の出し方を変えるという方法があります。
どういう事かと言うと、
弱、中、強という3段階の指示があるとしたら基本は中の指示ですね。
普段は中の指示でできるのならば、今度は弱の指示でできるようになればレベルアップです。
より小さなアクションでより大きな効果を得る事が大事なのです。
うまくいかない場面では最強の指示を出せばいつもより早くスワレができるかもしれません。
弱、中、強とは、声や音の大きさ、感情の表現、リードやフードや身体の使い方などで意識的に調整します。
この使い分けこそが応用ということです。
強い指示の出し方の一例を挙げると、
イヌの正面から迫るように近づいて指示を出します。
プレッシャーがかかると同時に飼い主さんが視界に入るので認識しやすくなるのですね。
スワレのしつけは基本中の基本なのでしっかりマスターしましょう。
継続は力なり。さあやってみましょう~!
2019年 2月
今回も天候に恵まれ、暖かい一日となりました!
集まってくれたのは、
チワワのぎん君、ボーダーのラム君、Gドゥードゥルのアグリちゃん、コーギーの楓太君、シェルティのリッツ君♪
テーマは「リーダーシップ」です。
私が考えるリーダーシップとは、
一つ、強さ・・・必ずやり遂げるという固い意思。
二つ、優しさ・・・無理にやる必要はないという柔軟さ。
三つ、賢さ・・・より良い方法はないか考える知性。
これらを兼ね備えてこそ真のリーダーシップが発揮されると思います。
強さと優しさが矛盾するようですが本質的には実は同じことです。
ポイントはやはり賢さの部分ですね。飼い主さんがスキルアップすれば後で結果はついてきます。
最後に犬をシャッフルして皆さんに別の犬を扱う経験を積んでもらい、楽しく終了~♪
リーダーシップは犬をしつける上でとても大事なので皆さんも一度じっくり考えてみて下さい。