2019年 4月
今回は多摩湖の横にある狭山公園にて合同トレーニング会を開催しました!
天気もよくてちょっと暑いくらい!
10頭参加でお花見も兼ねての勉強となりました。
テーマは主従関係の作り方。
俺は主人だ!と偉そうにするのではなく、愛犬を正しい道へ導いてあげるのが本当の主従関係です。
道標みたいなもんです。飼い主さんは犬にとっての。トレーナーは飼い主さんにとっての。
自分一人でもしつけは可能ですが、道標がないと恐らく迷ってしまうでしょう・・・!
主従関係を作るポイントはどこなのか?
これは一頭ずつ違うので一律のアドバイスはできません。
従って一人ずつ実技指導してポイントを入れていきました!
一例ですが、問題が起こってから対処しても手遅れの場合、
それを直すにはリードの持ち方、束ね方、動かし方を指導します。
そうすると対処のタイミングが遅れないのですね。
こちらの柴犬カイ君は既に主従関係がきちんと作れている好例です。
フードを使う事と、飼い主さんの犬への接し方にメリハリがついたのがポイントでしたね。
犬が主人のように振舞い、飼い主さんの生活を振り回すことがないようにしっかりとしつけをしましょう♪
リッツ君は初お預かり!ラム君は大ベテラン!
顔合わせも無事済みまして。
さて、お出掛けしましょう~♪
多摩川にて寄り道です。
吊り橋がゆれますが犬たちは全く動じず。水の音も高さも大丈夫。
岩場も初体験のリッツ。
満面のスマイルでクリアです。
ラムはもう堂に入ってますね。
クールな感じで遠くを眺めてます。
目的地はそう、御岳山です!
頑張って登ろう~!
中腹まで来たところ。
ちょっとヘロヘロしてきましたが、あとちょっとだから頑張ろう!
御岳平に到着!831メートル。
見晴らし最高です。
私はランチ、犬たちはおやつタイム♪
おにぎり、うまし!
ゆっくり休憩して・・・というかお昼寝ですね。
のんびり下山しました。
短い間でしたが、色んなことを経験した2頭は大きく成長しました!
疲れた分だけ、頑張った分だけ必ず成長するのです。
「ツケのしつけ 基本編」
昔、私が専門学校の生徒だった頃、ツケのしつけって何だろう?と思ったのを覚えています。
ツケとはイヌが人間の横にピッタリついて歩くことですが、一般的にはそんな習慣はあまりないと思います。
どちらかと言うと、
「イヌなんだから自由に臭い嗅いだりすればいいじゃない」「ツケするなんて窮屈で可哀想」みたいな感じでしょう。
私もそう思ってたのでよ~く分かるのですが 、イヌの自由に散歩するのがイヌの幸せなんだ、という考え方ですね。
これは確かに一理ありますが、そのイヌが結果的に無駄吠えするようになったり、噛みつくようになったら本末転倒です。
歩道を歩く時は安全第一で横につけて移動するべきだし、公園の広場では長めのリードを使ってイヌを自由にさせてあげるのもいいでしょう。
要するに、時と場所に応じてメリハリある対応をすればいいのですね。
イメージとしては幼稚園児の集団がお友達同士で手をつないで公園にお出掛けしますよね。
あの時に片方のお友達が自由きままにあっち行ったりこっち行ったりしだしたら大変です。あぶないですよ。
公園ついてから先生とのお約束を守って遊び、また帰る時にはお友達同士で手をつなぎます。
これが普通のはずですが、イヌ相手だと自由きままを許してしまいがちなのです。(リードつけるのは手をつなぐのと同じ)
散歩中に引っ張られる・・・これはあぶないし、飼い主さんがイヌに従う形になるので我が強くなりやすいでしょう。
ツケのしつけは基本の一つです。どこでも楽にお出掛けできるようになる効果があります。
ツケを教えておくと散歩も落ち着いて歩けるようになるので実はイヌ自身が一番楽になるのです。
うちのは吠えるからお出掛けできない、というのは勿体なすぎますよ。
つづく。