馬には乗ってみよ、人には添うてみよ。
これは何事もやってみなければ分からないし自分で経験することが大切である、ということわざですが、
「犬には行動をとらせてみよ」だと思います。
オスワリやフセなど何でもいいので、飼い主さんが思った行動をいかなる時でも愛犬にとらせることができればヨシ。
そうしてみると愛犬の本音が見えてきます。
「今は取り込み中だからやりませんよ~」とか「じゃあちょっとおやつ出してもらおうか!」とか。
犬のしつけで大事なのは、行動をとらせること。
行動をとらせることで内面を変化させ成長させていくのですね!
内面が変化すればさらに行動も変化しますから。
例えば、ブラシをかける時に噛む犬を噛まないようにしたい場合、
口輪をして強制的に抑え込んでも反動が必ずくるし問題は悪化するだけです。
行動をとらせると言っても無理強いは逆効果になります。
じゃあどうするかと言うと、犬が噛まなくて済むにはどうしたら良いかを考えます。
つまり噛む前段階の行動から変化させるわけですね。
これをず~っと遡っていくと、基本訓練に辿り着きます。いわゆるオスワリやフセです。
ということでまずは基本訓練を習得しましょう!
次にブラシをかける前にオスワリの状態で褒めます。
ブラシを見せては褒め、身体に当てては褒め、1回ブラシを動かしては褒め、2回ブラシを・・・と徐々に慣れさせます。
噛まずに済ませられたことを褒めることが大事です。
どんな問題を直すにせよ、根気よく愛情もってしつけに取り組むこと。
それが愛犬の行動範囲を広げる結果に繋がり、より多くの人に癒しを与えることに繋がるのだと思います。
自由に育てられた犬はエゴが強くなるので結果的に行動範囲は狭まるでしょう。
果たしてどちらが本当に自由か??
しつけは愛犬に自由を与えるために必要不可欠な飼い主さんの重大ミッションなのです♪
2019年 9月
天気が良いので楓太&ラムで御岳山へ登っちゃいました!
2頭ともエネルギー満タン!という感じなのでこれくらいの運動は楽勝でしょう。
山のヒンヤリとした空気を吸い込みながら頂上目指します。
途中、小休憩。
私も久しぶりの登山だからこれは足が筋肉痛になるパターンかな!
頂上付近です。
民宿や古民家カフェなど色々あります。
頂上にある御嶽神社につきました!
約一時間くらいかな。
お賽銭いれてちゃんとお参りしましたよ。
御朱印もちゃっかりゲット!
おぉ~なんかカッコいい!
青空が近くて解放感がたまりません。
おにぎりうますぎ♪
他にも色々お出掛けしましたが、どこ行ってもお利口な2頭でした!
場慣れさせるには実際にあちこちひたすら連れて回るしかないのですね。
運動して身体を満たし、しつけで頭を満たすとこんな感じで満足そうに寝ます。
お腹も満たされれば完璧なんですがね。
2頭ともグ~ンと大きく成長したと思います。
お疲れさまでした~!
ミロ君のお母さんが所用のため、
今回は思い切ってお泊りに挑戦しました!
残暑がまだまだ厳しいですが、秋っぽいヒンヤリした空気も時折感じられますね。
ミロも気持ちよさそう♪
社会化トレーニングのため、三井アウトレットへ出掛けました!
休憩時は犬を自分の足の中に入れてあげるとトラブル防止できますね。
(人に踏まれないにしても通行の邪魔になってる場合もある)
ミロは終始落ち着いていました♪
また別の日、高幡不動尊へ行って来ました!
青空と朱色の塔が鮮やかキレイですね。
ここは小山になっていて、ちょっとした山登り体験ができます。
日野市や立川市が見渡せますよ。
足腰鍛えて、いい汗かいたミロ!ヒガンバナもよく咲いてました♪
全てのスキルが底上げされ、さらには可愛い一芸も習得したミロ。
階段の上り下り、岩の乗り越えなど今まであまりできなかった体験をして逞しく成長したミロ。
名前の通り、あのココア商品のように逞しく育ってほしいと思います!
どアップの2頭!
ど級の可愛さですね。
さて、天気もいいのでお出かけしましょう~。
今回は青梅市にある「釜の淵公園」へ♪
場所が分かりづらいかもしれませんが、ナビでちゃんと出るのでOK。
一時間100円の良心的な駐車場があります。
多摩川の流れが美しいです。立派な橋もかかってますよ。
川が大きく湾曲してるので水が岩盤にぶつかって川底を削り、淵を形成するそうです。
まるでお釜のように丸い深い淵なので釜の淵と呼ばれているそうな。
河原にも下りられます。
日焼けしてる人や鮎釣りしてる人がおられました。
夏場だと川遊びをする子供連れやバーベキューをする若者で賑わってるのでしょう!
東京でもこうやって自然を楽しめます!
皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか?
どの公園に行っても一つや二つは必ずと言っていい程あるのが、イヌの落し物です。
気付かずに踏んでしまったら・・・気分は最悪ですよね。
この問題を解決するには飼い主さんが責任もって拾うのが当たり前だし、それしかないじゃん!となります。
ただ、それだけでは解決していないわけですから、今回は別の角度から解決策を探りたいと思います。
例えば、拾うのが面倒くさいという理由の場合にボランティアの方が拾って差し上げたとします。
でもこれでは自覚は生まれませんし、たぶんそれをまた捨てるでしょう。
突き詰めるとそれを持ってること自体が苦となってるわけですね。
これは空き缶やたばこのポイ捨てと一緒の心理です。用が済んだらポイしたい。
都合の良いことに、イヌの落とし物は最初からポイされてる状態なので・・・!
よって拾って差し上げても意味なし。
ちなみにフランスでは多額の税金使って清掃サービスしてた経緯があるようですが費用対効果の問題で廃止されたとか。
では街に専用のゴミ箱を設置するというのはどうでしょう?
これなら持ち歩く苦は減り、多少の効果はありそうですが、物理的に限界があると思います。
最も効果がありそうなのは路上駐車のようにバンバン摘発していくことですが、「後で拾おうと思った」とか言われそうですし。
シンガポールのゴミ捨てのように厳罰化していくとか、ドイツのようにDNA鑑定して飼い主を突き止めるというのも賛否あるでしょう。
やはり基本に戻って、飼い主さんに責任持って拾ってもらうしかないですね。
京都府宇治市のあえて拾わないで心理的プレッシャーをかけるイエローチョーク作戦というのが日本らしい対策かと思います。
マナーを守るという意識を社会全体で醸成していくことが大事ですね。
あとイヌの立場から考えると、「出る物は出るのですよ」となります。
ちょっと待てよ、どれくらい出るの?
成犬なのに一日に5回も6回も出てる?
低品質のフードや食物繊維が多すぎると回数は増えます。ならばまずは身近なプロにフードの相談してみましょう。
回数が減った分だけ落し物問題にも有利ですから。もちろん愛犬の健康にも!
家のトイレで済ませることができたらなお良いですね。ご褒美あげちゃいたいくらい!(家でするかはイヌの性格によります)
最後に、
「落し物=フン害」があるということは、「探し物=食害」もあります。
どちらも人間が与えたり、奪ったりして起きる問題ですから解決すべきは私たち人間側です。
落し物は責任持って拾い、探し物は探さなくて済むような大自然があるのがよいでしょう♪