うちの子は人間の言葉が分かる。
こういう感覚を経験された方はかなり多いと思います。
どこまで分かってるのかはよく分からないけど、確実に伝わってるという感覚です。
まずその感覚は大事にしましょう!とても大切なことですから。
人間の言葉が分かる。
言い方を変えると犬は人の心を読みます。
この読心術には2種類あると思います。
まずは経験からくる読み。
人に対して、場所に対して、この時この場合は必ずこうなるという経験値からくる予感ですね。(言葉を理解するのはこれ)
もう一つは直感である勘。(未経験でも発動)
対面しただけでビビッと感じて心の中が分かってしまう超能力です。(相手によって態度を一変させるのはこれ)
犬がどこまで分かってるか?
これは「読み」と「勘」の合算ではじき出されるものですが、
付き合いの長い飼い主さんのことは、ほぼ全て分かっていると思った方がよいでしょう。(犬に隠し事はできません)
恐らく精密機械並みの精度で人の心を読む気がします。一瞬チラリと思っただけでも・・・!
しつけにおいて大事なのは、自分の本当の気持ちを犬に伝えること。
犬は「理解できる頭」と「感じる心」を持ち合わせてますのでありのままの気持ちでしつけしましょう♪
2020年 6月
犬のしつけの世界では有名な格言です。
初めはただの動物なのでそのまま育つと本能むき出しの扱いづらい犬になります。
しつけすることで理性を持ったパートナーとしての「犬」になれるのです。
では犬にどんなしつけをすれば良いか?
一つ、人に慣れさせること。
二つ、犬に慣れさせること。
三つ、アイコンタクト。
これだけできてれば最低限はOKです。
苦手な項目があっても昔と今の状態を比較して進歩してればよいでしょう。
しかし、しつけをせず動物のままの犬だったら生活は一変してしまいます・・・!
人に慣れてないと可愛がられることが減りますし、充分な世話も受けられないかもしれません。
飼い主さんに噛みつくようになると飼育すら困難になるでしょう。
犬に慣れてないと散歩の楽しみが減りますし、犬友達がなかなかできないかもしれません。
極度の犬嫌いになるとそのストレスは大変なものになるでしょう。
アイコンタクトができないと犬との意志疎通が難しくなり、しつけが進まなくなるかもしれません。
指示を無視するようになると問題解決は遠のくでしょう。
このようにたったの三項目ですが、きちんとしつけをすることで犬も人もストレスフリーで生活できるのです!
気持ちは形にしてこそ伝わるもの。(感謝の言葉、お詫びのしるし)
よい犬になってほしいという愛情の気持ちはしつけという形で愛犬に伝えることですよ♪
しつけのやり方だけを学ぶ。
これが本なりネットなりでできる限界です。
ある程度のスキルがあればこれでも進歩していきますが、多くの場合はうまくいきません・・・!
なぜか?
それは、結果だけを見ていてプロセスを見てないからです。
例えば、本で書いてある通りにステップ1からステップ2へとレベルアップするとします。
しかし肝心なのは1と2の間の1.5です。
これは掲載されてないし、そもそも文章化は困難なのですね。
なるほど、そういうことか~!と思った方はこうしましょう。
ステップ1だけをやること。
先に進むのをちょっと我慢するのですね。
つまり、ステップ1の中でレベルを上げていくのです。
これが1.1~1.4くらいに相当します。
スムーズに確実にこなせるようになったら1.5に達したと言えます。おめでとうございます!
1.6~1.9は動きにキレが出てきて反応速度が上がるでしょう~。
そしていつの間にやらステップ2が簡単にできるようになってるはずですよ。
現在、しつけに頑張って取り組んでいるけどなかなか思い通りの結果が出ない方へ。
焦ることは全くありません。
なぜならばもうすでにプロセスは理解できてるはずだから。
後戻りしてもいいので復習しながら0.1ずつ前進していきましょう♪