「言いたいことは正直にはっきり言う」これが犬の基本スタイルです。
ストレートに言うし(吠える)、正直に行動するのが犬ですね。
対しまして私たち人間ですが、
相手を思いやって遠慮することもあれば、ちょっとした嘘をつく時もあります。
「言いたいことを言わない時もある」「嘘を言う時もある」ということです。
これが犬からしたら「?」になります。この差がコミュニケーションのすれ違いになりやすいのです。
かわいそうだから叱らないとか、そんなに褒めたくないけど義務的に褒めるとか・・・
こういうのをやめれば今より少しは犬とうまくコミュニケーションとれるかもしれませんね。
ということで、本音と建て前があるのは人間だけです。
動物である犬は本音しかありません!
シンプルに、吠えたいから吠えるし、咬みたいから咬むのです。
それが何らかの利益に繋がっているからやり続けます。(嫌なことを回避できるとか)
トラウマという考え方がありますが、厳密にはこれは人間特有のもので犬には当てはまらないと思います。
便宜上、「トラウマになるからやめましょうね」とか言いますが本当はトラウマ(学習の一種)など犬にはありません。
この子には過去にこんなことがあり、トラウマがある!という飼い主さんの思い込みが皮肉にも犬をがんじがらめに縛りつけます。
犬は人間ほど過去にはとらわれないのです。(学習はするがとらわれない)
現在が最も重要なのですね。もしトラウマのような問題があるならば「現在の問題」としてとらえることが大事です。
一方で人間はそんなに単純ではありません。
本音とは裏腹の行動を普通にとりますし、過去にとらわれることもしばしば・・・
もしあなたが何か問題を抱えていてつらいとしたら、
ちょっと愛犬に助けてもらいましょう♪
過去にとらわれない犬の生き方はきっと癒しになるはずですから。