基本的に犬は自信の権化のようなものです・・・!
自分のやることを信じて疑いません。
騙したり、ウソついたりすることもありませんが、演技はします。(しかも名演技です)
痛くないけどびっこひいてみたり→飼い主さんに構われたい気持ち。あるいは不快や不安の気持ち。
怖くないけど吠えてみたり→飼い主さんに構われたい気持ち。自分を強く見せたい気持ち。
嬉しくないけど尻尾ふってみたり→やっぱりこれも飼い主さんに構われたい気持ち。
これらは騙すことやウソをつくこととは違い、「本当の気持ちの表れ」です。
要するに、あなたの関心を引きたいのですね。
犬が自信なさげな時、不安そうな素振りをみせた時、実は演技の場合があります。あなたに心配されたいわけです!
そんな場合は軽く喝をいれて緊張感を持たせることが重要です。
犬が本当に自信がない時、本当に不安な時は、
実はあなたが自信がない時、不安な時です。
もうお分かりですね、犬に自信を持たせるには、
「あなたが自分のしつけに自信を持つこと」「不安を持たないこと」(言うのは簡単だがやってみると難しい・・・!)
また、怖がりな犬は自信がないように見られがちですが必ずしもそうではなく、
家の中では犬が変わったように強気になったりするものです。(内弁慶といわれる)
犬が本当に怖がるものには慣れさせる必要がありますが、
演技で怖がっている場合は、これを見破り、「そんなことしても相手にしない」ということを態度で示しましょう。
演技を見破るにはやはりあなたが自信を持ってしつけをすることです。(本性か仮の姿か?)
演技は見た目だけでは見極められません。「経験」によってこそ見極められるのです。(他の犬を自分なりに観察・分析してみてね)
最後になりますが、
擬態をして敵から身を守ったり、反対に擬態をして獲物をとる動物や昆虫がいますね。
種が違うので一概には言えませんが、擬態と演技は似ています。
実際に自分の身体を背景に溶け込ませて「背景になりきる」わけですから。
繰り返しトレーニングを積むことで、自信を持って愛犬の擬態を見破れるようになるはずですよ♪