犬の成長とは何でしょう?
いろんな角度からの視点があるし、捉え方があるので決まった答えはありませんが、
私が思うには、
「勇気」が成長の証であるということです。
不安や恐怖を乗り越える強さが勇気です。
怖いもの知らずは勇気ではなく、ただの無謀、無鉄砲ということ。
怖いけど立ち向かう。
倒れそうだけど踏ん張る。
倒れても立ち上がる。
これは勇気であり、成長だと思うのです。
例えば、階段を下りられない犬がいるとします。
飼い主さんは「怖いのね、抱っこしてあげましょ」となるのが普通です。
だけど、それでは犬の成長はありません。
階段などやる必要がないと言われればそれまでですが、(階段についての説明は割愛します)
犬は3分で覚えます。階段くらいへっちゃらです♪
マンホールだって、グレーチング(溝のふた)だって、怖がる犬は多いですが、
それくらいは飛び越えられる犬がほとんどですから抱っこして避ける必要はないのです。(無理に上を歩かせる必要もないですよ)
要するに、
怖がるから避けるのではなく、どう向き合わせるか?どう乗り越えさせるか?どう対処させるか?
これを犬に教えていくことが大事だということです。(恐怖や失敗への対処方法)
私も失敗したらどん底まで落ち込みます。後悔は無限にわいてくるもの・・・!
それを断ち切るのが勇気です。そして立ち上がって前へ進みます。
そこにこそ成長があるのではないでしょうか。
失敗を恐れずに、また繰り返さないようにすれば良いのですね。
例えば、夫婦ケンカするとします。(人間同士ならば普通に起こり得る正常なこと)
無理に仲良くするよりも(異常?)、ぶつかってから仲直りすることの方が大事だと思うのです。
子供がいる場合はケンカを見せないことよりも、「ごめんね」とお互いに言いあう場面を見せた方がいいでしょう。
これも勇気がいりますね~!
最後に、勇気を出す為のコツですが、
失敗の責任を自分のものにすることです。(謝るのは責任を認めること)
全責任を負う覚悟を持てば、
つまりあなたが勇気を出せば、
犬に勇気を与えられるのです。
間違っても、しつけがうまくいかないのを犬のせいにしてはいけませんよ~♪