上から読んでも下から読んでもアクアのお話「犬はなぜ吠えるのか?前編」

犬はなぜ吠えるのでしょうか?

そんなに吠えなくてもいいのに・・・と飼い主さんは悲しくなりますよね。

犬も疲れるだろうに・・・いつも気を張って、神経尖らして。

直せるものなら直したい、いや是が非でも直したい、という飼い主さんは多いと思いますが、

たいていの場合はすでに吠え癖がついていて簡単には直りません。

ではどうすれば直るのか?犬はなぜ吠えるのか?

難しいテーマですが、今回はこれを一緒に考えてみましょう~!

まず、吠えるのは感情表現の一つなのでとても自然な行為です。

また、意思伝達の手段でもありますから、何かしら訴えているのですね。

どんな理由で吠えているのか?何を訴えているのか?

これが分からないから「無駄吠え」と十把一絡げにされてしまいがちです。

正しくは、動機不明吠えとか、原因不明吠えとか言った方が的を射ているかもしれませんね!

たいていの飼い主さんは愛犬が吠えていると、

「遊びたいのね」とか「怖いのね」と思うのではないでしょうか?

確かにそれもあるでしょう。でも本当の理由と原因は別にあるのです。

では本当の理由と原因とは?

これを解明せずに頭ごなしに叱りつけても反発を生むだけです。(放置したら黙認になりますし)

一番いいのは愛犬に何で吠えてるの?と聞いてみることです。(本当に聞く)

もちろん言葉では答えてくれませんが、100回くらい聞けば何かが見えてくるかも。

要するに自問自答!なぜ自分が犬に吠えてほしくないかも考えると自分自身の感情が見えてきます。

とりあえず、よくある例をあげます。

一つ、ヒマだから。

一つ、ジャマだから。

一つ、ワガママだから。

ちょっと韻をふんでみましたが、

ヒマだから呼びつける。ジャマだから威嚇する。ワガママだから要求する。

という感じでしょうかね~?

これに対して叱りつけることがどんな意味を持つかと言うと、

ヒマだからといっていちいち呼ぶな!

ジャマだからといって追い払うな!

ワガママ言うな!

てな感じになります。

あるいは、「吠えたら叱られる」となります。

ここの微妙な違いが分かりづらいのですが、

例文です。「雨だから出かけるのをやめた」

これは「雨だから」の部分が出かけるのをやめた理由になるのですが、「雨が降った」という現象が原因であり、

「雨が降ってめんどうだから」とか「濡れたくないから」等が感情的な理由(隠れてる、複数ある)になるわけですね。

細かいようですが、この違いは大きなポイントなのです。

理由の後付けはいくらでもできるという事がよく分かりますし、

原因をつきとめないと根本的な理由は解明できないということに気づきます。

理由付けの無駄打ちはやめて、原因究明からのポイント絞った理由探しをしましょう。

ややこしい話なので今日はここまでとしますね。

続きはまた明日~!

 

 

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