答えなどない!
と言うと身もふたもないですが、しつけの答えは人それぞれ違うものでしょう。
フードを使う、使わないとか、チェーンを使う、使わないとか、そもそもしつけ自体必要ないとか・・・
それをどうこう言っても始まりませんので脇においておくとして。
まず初めに、
答えは在るものではなく、「自分で出すもの」です。
誰かに与えられるものでもなく、途中経過に色々あったとしても最終的には自問自答に行き着きます。
また、教えられた答えはすぐ忘れてしまいますね。
何故かと言うと、「自分の出した答え」と「教えられた答え」は違うからです。
同じ質問を繰り返してしまうのも良くありません。
質問し、教えられたことに対して、自分なりの解釈、ロジックから導き出した答えを持たないといけません。
ここまでが前提として本題ですが、
①自分の出した答えは正しいと言えるのか?
②もし間違っているとしたらどのように修正していけばよいのか?
③しつけに原則的な答えはあるか?
以上3点について考えていきましょう。
例えば、犬が吠えます。空き缶を投げて音をたてる対処をすると決めました。
さあ、①これは正しいのか?②間違ってるならどう修正するか?
これを知るのはとても簡単なことです。
まずやってみること!
犬のリアクションこそが答えです。
それを基準に正しいか、間違ってるかを判断します。
1週間たっても何も変わらないのなら何かしら間違っているのでしょう。
やり方を変えて、犬のリアクションを見ながら修正していけばOKです。
あと他人の意見も聞くこと。特に専門家の意見は重視した方がよいでしょう。
最後に③しつけに原則的な答えはあるかどうかですが、
結論から言うとあると思います。
それは、「犬の可能性を拡げること」です。(飼い主さんが困るからしつけをするのではなく、犬自身が困るからする)
飼い主さんだけではなく、誰にでも可愛がられるようにすること。
一定の自立を促して、どこでもやっていけるようにすること。
ただ可愛がるだけでは飼い主さんに依存してしまい犬の可能性は狭まることもしばしば・・・
もしもあなたが、自分の答え(信念)にこだわって柔軟性に欠くことがあったら、
自分の器を拡げるという気持ちで色んな方法や考え方を取り入れてみてはどうでしょう?(信念を貫きながら器を拡げる)
愛犬の意外な反応があるかもしれませんし、それが愛犬の可能性を拡げる結果に繋がるかもしれませんよ♪