上から読んでも下から読んでもアクアのお話「犬へのフォローとは?前編」

いきなりですが、犬って癒されますよね~♪

人間のように口答えしませんし・・・

何も求めず、ただじっとそばにいてくれる。

あ、もちろん逆に元気に騒いでるような時もそれはそれで癒されますね!

さて、そんな癒しの存在である犬ですが、

犬にとって私たちは癒しになっているでしょうか?

もし、あなたの愛犬が何か困っているならば手を差し伸べて助けてあげたいですよね?そしてできれば癒してやりたい。

癒せるかどうかまでは分かりませんが、今回はそういう「犬へのフォロー」のお話です。

フォローとは、補い助けるという意味ですが、犬の何を補い、どんなことを助けるのか?

例えば、

愛犬がなかなかトイレを覚えないとします。毎日部屋のいたるところで粗相してしまうのです。

これ実は困るのは飼い主さんだけであって、犬はちっとも困ったりしていません。

出る物ところ構わずの精神で、景気よく出してむしろ快感・・・!?

ちょっと汚い話でしたが、犬には本来、トイレのしつけなんて必要ないということです。

しかーし!それは飼い主さんとしては絶対に困ること!だからしつけを受けてね、ということです。

ぶっちゃけ人間の都合です。しつけとは。(人間と暮らすから必要なもの)

病気の治療だって、美容室でシャンプーするのだって、全部そう。

犬自身が治療したくて病院行ってるわけではないし、野生動物ならシャンプーなど一生に一回もしません。

全て飼い主さんの意向で決定されるのですね。

誤解しないでほしいのですがそれが悪いというのではなく、

「しつけ」「治療」「シャンプー」などをすることが、必ずしもそのまま犬へのフォローになるわけではないということです。

最も深刻なのは、病気の治療ですね。特に命に関わるような。

飼い主さんが考えること、望むことは、病気からの快復のみでしょう。

快復の見込みがあるのならそこに賭けたいのですが、治療も楽なものばかりではありませんから色々と悩むのですね。

ましてや快復の見込みがうすい場合、治療ではなく、痛みの緩和などを目的とした「ケア」へ考え方はシフトするかもしれません。

端的に言うと、この場合「治療」か「ケア」か、フォローの形は変わるのです。

シャンプーの場合はどうでしょうか?

嫌がる犬を無理やり週一回ペースで洗う。ひどいケースだと毎日洗う。これはやはり犬にとってはストレスでしょう。

何故嫌がるのかを突き止めて慣れさせる練習をするとか、せめて月一、二回ペースにするとか、犬への配慮がほしいものです。

フォローの形としては「シャンプーをする」か「シャンプーのやり方を変える」かの違いです。

最後にしつけはどうでしょう?

前述のトイレのしつけですが、毎日のように粗相されると飼い主さんもやはり困ります。

困ってるというのは犬も分かるものです。あなたが不機嫌なのはすぐ分かる・・・!

明るく掃除をして下さいとは言いません!ただ、トイレ場所を指定してあげたら両方丸くおさまるのでは?と思うのです。

初めのうちはトイレ場所を指定するためにサークルを使うとか、2時間置きにトイレ連れていくとか、手間がかかるものです。

ポイントは「うちの子はどの程度のフォロー(助け)が必要なのか」を考えることですね。

フォローが足りないと結果的にフォローに追われるようになります。尻拭い的な。

言わば、フォローも進化させるべきものなのですね。

今日はここまで。続きはまた明日です!

 

 

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