上から読んでも下から読んでもアクアのお話「しつけの工程とは?」

工事には工程と言うものがありますね。

家ならば地盤改良、基礎工事して上棟するように。

しつけにも基礎はあるし、その上で応用があります。

いきなり応用しようとしても基礎がグラグラではしつけは覚束ないでしょう!

ではここでちょっと例え話を。

あなたの両手一杯で抱えるくらいの大荷物を持って家に帰るとします。

ドアの前まで何とか来ました。

しかし!両手はふさがってるのでドアが開けられません・・・困った。

普通は荷物を一旦置いて、ドアを開けて、さらに背中や肩でドアを開け放ちながら荷物抱えて入るのではないでしょうか?

これやってみると結構大変ですよね。(強引に突破する強者もいるかも)

①荷物を持つ

②ドアを開ける

③家に入る

この3工程なのですが、そんな順序は分かりきってるはずなのに、いざ実際にやってみると意外と大変だったりするのです。

荷物を両手で持つというのは、文字通り「手一杯」なのです。ドアを開ける余裕などなし・・・!

もう一人いれば楽ですよね。あるいは自動でドアが開くとか。

でもそんなことを期待するよりも、自分で何とかする方法を考えた方が早いです。

荷物の例だとドアに何か挟んで固定すると家に入りやすくなるでしょう。

それよりもっと上策は手を空けることです。台車使えば一番楽では?

つまり私が言いたいのは、「手一杯の状態」から「手すきの状態」へ変えられればいいということ。

犬のう〇ちを拾う時も、きちんと犬を座らせて待たせておいてから拾うと楽だし安全ですね。

でも横着してしまうのが人間というもの。

悲しいかな、必要な工程をすっ飛ばしてしまいがちなのです。

しつけなら面倒くさがり屋さんで済みますが、工事なら手抜き工事となって後で大問題となりますね。

ん・・・そう考えると、やっぱりしつけでも同じかもしれません。

必要な工程をすっ飛ばすと後で大問題になるということです!

しつけにおいて大事なのは、犬の集中(アイコン)がどこにあるか?

制御するだけで精一杯、手一杯ではなかなかしつけになりません。

犬の集中を得て、余裕綽綽の手すき状態にしないと!

それがしつけの工程の第一段階です。

第二段階は指示すること。第三段階はその結果です。

①集中

②指示

③結果

シンプルですね~。これだけを守ればいいのですが、①がなかなか難しい・・・!

これをすっ飛ばして指示をしても結果は高が知れています。

ポイントは集中力なのですね。どれだけ集中してるかで出来栄えは決定します。

指先のような一点集中の力(緊張感)と、手の平のような集める力(統一感)を兼ね備えれば最強の集中力になるでしょう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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