このバッグ!あるいはズボン!
こんなところにポケットあったの~!?
という経験はないでしょうか?
これは身近な発見体験です。使い慣れた物ほど新鮮な驚きがあるもの。
使う、使わないは別としてそういうのを「知っておく」ということは意味がありますね。
しつけにおいても皆さん色々な発見体験があるかと思います。
例えば、歩幅です。
あなたの一歩と、チワワなどの小型犬の一歩はずいぶん歩幅に差があります。
一歩のつもりが犬の三歩、四歩くらいになってたりします。
子供と歩く時もスピードはゆっくりめが良いでしょう。子供が大人のスピードについて歩くのはしんどいはずですから。
歩幅やスピードが合うと、息が合います。気持ちまでピッタリ合うと嬉しいですよね♪
毎回そうしなければいけない、じゃなくて「歩幅の知識」を持っておいて損はないということです。
スピードつながりでもう一つ言うと、
犬に教えるスピードは犬が覚えるスピードでやることです。
例えば、仮免許の教習車。私は教習車の後ろにつくのは結構好きです。(普通は嫌がるでしょう)
何故ならば、初心者の判断スピード、動作スピードを実地で学べるからです。
交差点の右折待ちで「今、絶対曲がれたよな~?何に迷ったんだろう?」とか考えます。(運転に支障ない範囲でね)
あぁ、あの歩行者がくるか迷ったのね、バイクを巻き込んでないか確認してたのだろう、などと推測するわけです。
私達はいつの間にか運転に慣れてしまい、こういう慎重さや運転の怖さを忘れてしまっていませんか?
たった今!もし「初心」を思い出したのなら再発見ですね♪
私の場合は、職業柄しつけ指導をするのでその際は、この初心を念頭においてやるようにしています。
初心者は経験者と同じようにできなくて当たり前ですから。
初心忘れるべからず。
犬のしつけだって初めてやる内容なら教習車の運転のような気持ちで超ゆっくり丁寧に教えないとダメです。
教えるスピードが早すぎたら犬はついてこれないのです・・・!(できたとしてもミスが多くなる)
新しい知識の発見と古い気持ちの再発見、これどちらも大事です。
「新しいもの」も「古いもの」も自分と価値観が違うものを排除するのではなく、
一理あるな・・・とちょこっとでも思うなら一度取り入れてみればただの発見ではなく、新発見、大発見があるかも!
全く想像すらしてなかった所から探し物は出てくるように、ある日突然に発見体験は訪れるものですよ♪