「コイのしつけ 応用編」
たとえ100m離れていてもちゃんと来る、というのがコイのしつけですが、
家庭犬においては10m離れていてもちゃんと来る、というのが目標でよいかと思います。
何度も言いますが、距離よりも確実性が大事ですからね。
という事で応用編ですが、
これは様々な誘惑物に負けず、確実に来るようにする練習とも言えます。
食べ物に惑わされたり、ある人がいると乱れたり、他の犬の方に寄って行ったり・・・
早い話が「万物」対「飼い主さん」です。飼い主さんがイヌにとっての最優先になることが大事です。
食べ物や地面に負けてませんか~?これは悔しい!
コイのしつけに限らず、応用編では飼い主さんがポイントです。イヌではなく!
これも何度も言いますが、
イヌは基本はできても応用はできないのが当たり前です。そこから飼い主さんの試練が始まると思って下さい。
コイのしつけはイヌが喜んで来るのが理想ですが、初めは少し嫌だけど来る、仕方ないから行く、というのが現実です。
いきなり、喜んで来るという最終形をイヌに求めているからできないのですね。(ただし現実だからと開き直るのもダメ)
感情は、ネガティブから始まったとしても必ずポジティブに変えていくものですよ。
つづく。