どの公園に行っても一つや二つは必ずと言っていい程あるのが、イヌの落し物です。
気付かずに踏んでしまったら・・・気分は最悪ですよね。
この問題を解決するには飼い主さんが責任もって拾うのが当たり前だし、それしかないじゃん!となります。
ただ、それだけでは解決していないわけですから、今回は別の角度から解決策を探りたいと思います。
例えば、拾うのが面倒くさいという理由の場合にボランティアの方が拾って差し上げたとします。
でもこれでは自覚は生まれませんし、たぶんそれをまた捨てるでしょう。
突き詰めるとそれを持ってること自体が苦となってるわけですね。
これは空き缶やたばこのポイ捨てと一緒の心理です。用が済んだらポイしたい。
都合の良いことに、イヌの落とし物は最初からポイされてる状態なので・・・!
よって拾って差し上げても意味なし。
ちなみにフランスでは多額の税金使って清掃サービスしてた経緯があるようですが費用対効果の問題で廃止されたとか。
では街に専用のゴミ箱を設置するというのはどうでしょう?
これなら持ち歩く苦は減り、多少の効果はありそうですが、物理的に限界があると思います。
最も効果がありそうなのは路上駐車のようにバンバン摘発していくことですが、「後で拾おうと思った」とか言われそうですし。
シンガポールのゴミ捨てのように厳罰化していくとか、ドイツのようにDNA鑑定して飼い主を突き止めるというのも賛否あるでしょう。
やはり基本に戻って、飼い主さんに責任持って拾ってもらうしかないですね。
京都府宇治市のあえて拾わないで心理的プレッシャーをかけるイエローチョーク作戦というのが日本らしい対策かと思います。
マナーを守るという意識を社会全体で醸成していくことが大事ですね。
あとイヌの立場から考えると、「出る物は出るのですよ」となります。
ちょっと待てよ、どれくらい出るの?
成犬なのに一日に5回も6回も出てる?
低品質のフードや食物繊維が多すぎると回数は増えます。ならばまずは身近なプロにフードの相談してみましょう。
回数が減った分だけ落し物問題にも有利ですから。もちろん愛犬の健康にも!
家のトイレで済ませることができたらなお良いですね。ご褒美あげちゃいたいくらい!(家でするかはイヌの性格によります)
最後に、
「落し物=フン害」があるということは、「探し物=食害」もあります。
どちらも人間が与えたり、奪ったりして起きる問題ですから解決すべきは私たち人間側です。
落し物は責任持って拾い、探し物は探さなくて済むような大自然があるのがよいでしょう♪