犬には感情がありますね。
喜怒哀楽、愛憎など人間のそれとは全く一緒とは言えないでしょうが、
ストレスやジェラシーを感じたり、幸せな気持ちになったりするもの。
一方、人間はしつけをする時にどんな感情になるでしょうか?
頑張っていい子にするぞ!と気合い入れたり、逆に面倒だな…と感じたりするかもしれません。
義務感、責任感、向上心など様々な気持ちが背景にあることでしょう。
犬の感情と人間の感情のギャップがあればしつけはうまくいかないかもしれません。
感情と行動が一致してないとこれまたしつけはうまくいかないかもしれません。
でも最もうまくいかなくなる場合は「犬の感情をコントロールしようとすること」です。
頑張ることの強要(やる気がしぼむ)、やめさせることの強制(気持ちが荒れる)はしつけの逆効果になります。
早い話、「犬にしつけをやりたい」と思わせることができれば成功したも同然!
あなたが「本当はやだな」と思いながらしつけをしても失敗するのは必然!
理想は「あなたがやりたいしつけを犬もやりたい」と思うこと。
感情というのはやっかいですね・・・!理屈ではなく、正解もなく。
なるべく感情的にならずに本音で愛犬とぶつかり合いましょう。
その上で前向きに解決策を模索すること。(技術的なことはトレーナーへ)
これは分かってても実践するのは本当に難しいのですが、愛情があればきっと乗り越えられるでしょう♪