「〇〇ちゃん、おすわり、おすわり!、おすわりーッ!!」
お、1回座った。(すぐ立つんだけどね)
「おりこうだね~」
・・・これはやりがちですよね。果たしてこれは座ったことになるのか?それともノーカウント?
ジャッジするのは、そうです飼い主さんです。(甘口になりやすい)
普通はこれで座ったことにしてしまう。おりこう~と褒めてしまうでしょう!
なかなかノーカウントにはできないです。だって座ったのは事実だから。
技術的な話は省きますが、「おすわりと何回も言えば座るか?」というタイトルの答えは、
「言えば言うほど座らなくなる」です。座ったとしても一瞬の出来事になるでしょう。
何故かと言うと、3回指示を出して、おすわりが1回しか成功してないとしたら、
あと2回分のおすわりは無視していいと教えてしまうからです!
これではやればやるほど逆効果!指示を軽く見てどんどん無視するようになってしまいますね。
ですから、トレーニングは1回の指示を確実にきかせることを目指します。
ポイントはただ一つ!まずは言葉をつけないで座らせること。そう、言わなければいいのです!
座るようになってきたら「おすわり」という言葉を後付けしましょう♪
ある本に書いてありましたが、
「課長になる前に課長の仕事はやらせておく」
これはつまり、先に実力をつけさせてから後付けで肩書きをつけるということです。
「実」のないところに「言葉」「肩書き」「制度」をもってきても機能しませんね。